9月25日、朝倉未来とフロイド・メイウェザーjrをメインカードに据えた「超RIZIN(スーパーライジン)」が、さいたまスーパーアリーナにて開催されます!格闘家としてだけでなくYouTuberとしてもブレイク中の朝倉のビッグマッチだけに注目している日本人も多いのではないでしょうか。
9月22日のブックメーカー「カジ旅」の両者のオッズは、朝倉が9倍、メイウェザーが1.04倍で約8.5倍差となりました。
世間がメイウェザー圧倒的有利とするなか、果たして朝倉は大番狂わせを起こすことができるのか注目の一戦です!
今回は、今マッチの注目ポイントとしてメイウェザーと朝倉の勝機について解説していきます。
【注目ポイント①】生きる伝説、フロイド・メイウェザーjr
まず、朝倉の対戦相手メイウェザーについて紐解いていきます。
プロ通算50戦無敗の伝説
メイウェザーは、アメリカ出身の元世界5階級制覇のプロボクサーです。高額なプロモーション料金と派手な金の使い方から「マネー(金の亡者)」の異名を持ちます。現在、45歳ながらいまだ人気の衰えないアメリカを代表するスーパースターです。
そんなメイウェザーのプロボクサーとしての通算戦績は50戦無敗27KO。40歳までの現役生活で無敗を貫き、まさに「生きる伝説」と呼べる人物でしょう。
「神童」那須川天心を1回TKO
メイウェザーは、2018年には元キックボクサーの「神童」那須川天心とエキシビジョンマッチを行います。当時のメイウェザーは41歳と全盛期は去っており、ボクシングルールながら那須川がメイウェザーにどこまで食らいつけるかと注目を集めました。
しかし、結果は那須川が1ラウンドにスリーダウン、セコンドからタオルを投げ込まれてのTKO負けでした。序盤こそ攻勢に出た那須川でしたが、メイウェザーが本気モードになると手も足も出ず圧倒的な差を見せつけられました。階級差もあり最初から興行的な側面が大きい試合ではありましたが、この結果に衝撃を受けた日本人も多かったでしょう。
【注目ポイント②】挑戦者朝倉の勝機
ここまで紹介したようにメイウェザーには圧倒的な実績があります。
世界ではメイウェザーが圧勝、日本国内の調査においてもメイウェザーが70%朝倉が30%とメイウェザー有利は揺るぎません。しかし、朝倉サイドも勝機ゼロで今回のエキシビジョンに挑むわけではありません。
ここからは、朝倉の勝機について考察していきます。
メイウェザーの現在
現役生活で50戦無敗のメイウェザーですが現役を退いてから5年、那須川とのエキシビジョンマッチからも4年が経ちます。もちろん圧倒的な技術力は健在ですが、それでもポテンシャルは当時より下がっていておかしくありません。
また、メイウェザーは元々ディフェンシブな選手で、タフな朝倉であればカウンターを警戒すれば早期決着になる可能性は低いとも考えられます。朝倉としては、メイウェザーとの距離を詰め千載一遇のチャンスを待ちたいところです。
パッキャオの秘策
朝倉は、今回のエキシビジョンに向けマニー・パッキャオに指導を受けます。パッキャオは、史上2人目の6階級制覇の元プロボクサーで2015年にはメイウェザーとウェルター級の王座統一戦を行っています。
朝倉は8月にこのパッキャオの元を訪れ、ボクシングの基礎動作、そしてメイウェザー対策となる秘策を学びました。この1ヶ月で朝倉がどこまでこの秘策をものにできているか、そしてボクシングに適応できているかが朝倉サイドの勝率を大きく左右することとなるでしょう。
まとめ
ここまで「生きる伝説」メイウェザーと朝倉の勝機についれ考察してきました。
現役を去ってしばらくのメイウェザーですが、その強さは健在だと思われます。
メイウェザーが圧倒すると思われる今回の対戦で、朝倉が大番狂わせを起こし那須川のリベンジとなるか注目です!