12月12日天皇杯準決勝では、浦和レッズとセレッソ大阪が対戦する。槙野智章の放出、阿部勇樹の引退が話題になった浦和と、今シーズンで引退する大久保嘉人擁するC大阪。決勝の舞台に立つのは果たしてどちらなのか注目したい。
浦和レッズ vsセレッソ大阪の試合情報
概要 | 天皇杯準決勝 |
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試合 | 浦和レッズ vsセレッソ大阪 |
会場 | 埼玉スタジアム2002 |
日時 | 12月12日(日)16:00 |
浦和レッズのチーム状況
浦和の今季リーグ戦は6位で幕を閉じた。シーズン中盤は無敗が続き好調の時期もあったが、最後はやや失速。直近3試合での戦績は、横浜Fマリノスに2対1で勝利/清水には0対1で敗戦/名古屋には0対0の引分となった。天皇杯のようなカップ戦は1つの失点が命取りとなる。その点で浦和は、10月2日に神戸に5-1で大敗したあとの7試合は6失点しかしておらず、守備は比較的安定している。ショルツと岩波のCBコンビの守りは固い。来季はロドリゲス監督続投が決まっており、次シーズンを見据えながら3年ぶりのタイトルを目指す。
セレッソ大阪のチーム状況
一方のC大阪は今季リーグは12位でフィニッシュ。2017年以来4年ぶりの天皇杯優勝を狙い、埼スタに乗り込む。浦和とは今季ルヴァンカップ準決勝でも対戦し、2試合合計2-1で勝って決勝へ進んだ(決勝で名古屋に敗戦)。守備に関しては、センターバック瀬古・西尾の両名は日本代表に選出されたためモチベーションは高そうだ。攻撃陣は加藤、坂元、清武など特徴の異なるアタッカーが浦和ゴールに迫る。これまでJリーグを引っ張ってきたFW大久保のラストゲームとなるか、それとも浦和に勝って決勝でもう1試合見ることが出来るか。
浦和レッズ vsセレッソ大阪の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全53試合)
浦和レッズ 10勝
セレッソ大阪 22勝
ドロー 11回
浦和レッズのホーム戦
浦和レッズ 10勝
セレッソ大阪 12勝
ドロー 5回
(リーグ戦・カップ戦合計)
浦和レッズ vsセレッソ大阪の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 浦和レッズ @2.38倍 ドロー @3.20倍 セレッソ大阪@3.05倍 (12月9日13:00時点) |
予想 | 浦和レッズ |
ブックメーカーの勝敗予想オッズは、ホームの浦和レッズは2.38倍、ドローは3.20倍、アウェイのセレッソ大阪は3.05倍となっている。
浦和レッズvsセレッソ大阪の戦術や展開考察
浦和は、トップにはテクニックのある江坂や万能ストライカーのユンカーを配置しながら、対戦チームによって4-2-3-1や4-1-4-1など布陣を変えて戦ってきた。攻撃陣では、中央のユンカーはもちろん、サイドバックの山中やサイドハーフの関根も期待がかかる。
対するC大阪は4-4-2を採用している。2トップには大久保、加藤、山田といった個性ある選手が配され、サイドから清武、坂元らがボールを供給する。丸橋や清武が務めるフリーキックやコーナーキックはストロングポイントとなっており、今季はセットプレーから17ゴール奪った。
直近の守備に関しては浦和の方が安定している。攻撃面ではC大阪の方が積極性が高いが、浦和の方が精度が高い。拮抗した展開が予想されるが、ホームアドバンテージを持つ浦和にやや分があるのではないだろうか。