【EURO2020/GS1節】フランスvsドイツのブックメーカーオッズと勝敗予想【他1試合】

6月16日のEURO2020は、フランスvsドイツ、ハンガリーvsポルトガルのグループFが登場。

死のグループとなったグループFでは、初戦から優勝候補のフランスとドイツが対戦。グループリーグ最注目の1戦が行われます。

また、ポルトガルとハンガリーも残り試合を考えると絶対に負けられないプレッシャーの中での対戦となります。ジャイアントキリングは起きるのか注目です。

以下、各試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。

フランスvsドイツの試合情報と勝敗予想オッズ

最盛期を迎えた現・世界王者のフランス。

今大会、最有力の優勝候補であり全てのポジションに世界トップレベルのタレントが揃います。従来通りのポゼッションサッカーから、現役最速と名高いエンバペを使った堅守からのカウンター。現在のフランスは、この柔軟な戦略が最大の武器といえます。

ドイツとの直近5試合では、全試合でポゼッションで不利としながらも3勝0敗2分と圧勝。サプライズが無い限り、フランスが有利となりそうです。

一方、名将の勇退に花を飾りたいドイツ。

今大会限りで、代表を退くことが決定しているレーブ監督。EURO2020にはミュラー、フンメルスを代表に呼び戻し、15年間の集大成と呼ぶに相応しいチームで挑みます。

ノイアー、クロース、キミッヒなど世界水準の守備力と中盤、そして名将が作り上げた組織力を有するドイツがフランス戦ではボールを支配すると予想します。

打倒フランスにどのような策を用いるのか注目したいです。

グループFで最も厳しい立場のハンガリー。

2勝すれば勝ち抜けがほぼ確定するグループリーグ。しかしポルトガル、ドイツ、フランスからそれを行うのは至難の業でしょう。1勝0敗2分の勝ち点5。ハンガリーが次に進むには、このプランが最も現実的です。

そのためには、兎にも角にも失点しないこと。グラーチやオルバンなどライプツィヒ組が、ブンデスリーガで培った守備力を生かして堅守速攻を徹底したいところです。

一方、C・ロナウド有する前回王者のポルトガル。

キャリア最後と噂されるEUROに挑むクリスティアーノ・ロナウド。複数のEURO新記録樹立も現実的で、そちらの面でも注目したいです。

組織力を生かしたショートカウンターを武器とするポルトガル。本来なら相手にボールを持たせてのゲームが得意ですが、ロナウドが中央に構えることで手薄になる両サイドを使ったサイドアタックも強力です。堅守に徹するハンガリーをどう崩すのか注目したいです。

*オッズはスポーツベットアイオーの6月15日14:00時点のものを掲載しています