J1第10節では、9試合連続無失点でJ1の記録更新を続ける名古屋グランパスエイトと、直近5試合で1勝1分3敗の乱調気味サガン鳥栖が対峙する。
名古屋グランパスvsサガン鳥栖の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第10節 |
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試合 | 名古屋グランパスvsサガン鳥栖 |
会場 | 豊田スタジアム |
日時 | 4月18日(日)15:00 |
ホームのグランパスは、今シーズンのリーグ戦10試合で8勝2分の無敗で2位つけている。特筆すべきはやはり守備だ。10試合で失点は開幕節のオウンゴールただ1つのみ。9試合クリーンシート達成で1993年に清水エスパルスが記録した731分という無失点継続時間記録を28年ぶりに更新した。全チームを比べたデータでは、被シュート本数、被攻撃回数はもっとも少なく、試合中の平均インターセプト回数は1位。今季の守りの固さはまさにカテナチオと言える。不用意なパスミスやボールロストからピンチを招くシーンもあるが、稲垣祥の対処が効いている。彼はチーム内のボール奪取率1位。中盤の底や自陣のゴール前でボールを奪いピンチをチャンスに変えるグランパスのキープレイヤーだ。攻撃に関しては、主に4-2-3-1とフォーメーションを組み、サイドを起点としてクロスボールによる得点が多い。前節もクロスから丸山の得点で勝利を掴んだ。
対するサガン鳥栖はグランパスの次に失点が少なく、リーグ戦ではここまで3点しか奪われていない。ただ、先月末のルヴァンカップではコンサドーレ札幌戦で1-5の大敗を喫した。リーグは計3敗しており、特に直近が乱調気味で上位争いからズルズルと後退しつつある。サガン鳥栖は4-1-3-2と中盤ではアンカーを置くフォーメーションをとり、前線の5枚が攻撃に重きを置くスタイルだ。この攻撃陣では、。チームでもっとも攻撃回数が多い仙頭哲也の存在が大きい。
両チームのJリーグ・ルヴァンカップの過去戦績を振り返ると、合計17試合でグランパスが7勝、鳥栖が5勝している。豊田スタジアムは7試合で、そのうちグランパスが4勝している。直前回は鳥栖のホームで0-0、その前は豊田スタジアムでグランパスが1-0、さらにその前は0-0で、ロースコアの展開が続いているのが特徴的だ。
ブックメーカーの名古屋グランパスvsサガン鳥栖の勝敗予想オッズ
(4月18日01:00時点)
ここでブックメーカーのオッズをみてみよう。スポーツベットアイオーでは、ホームの名古屋グランパスが1.96倍、ドローが3.25倍、アウェイのサガン鳥栖が4.50倍で、グランパスに大きく偏っている。
過去戦績からも、J1記録をも更新した鉄壁の名古屋が鳥栖の攻撃をシャットアウトしてクリーンシートで終える見込みは高い。ただ、守備に比重を置いているがゆえ前線の積極性には欠けるため、今回もロースコアの決着となるのではないだろうか.注目の試合は18日15時キックオフだ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 名古屋グランパス @1.96倍 ドロー @3.25倍 サガン鳥栖 @4.50倍 |
予想 | 名古屋グランパス |