Jリーグ第13節は2位の名古屋グランパスと6位のセレッソ大阪の試合にも注目だ。名古屋は川崎フロンターレとの連戦で4月29日に0対4で大敗。続く5月4日の試合は2対3で競り負けている。この首位攻防戦では残念ながら2連敗となった。そんな連敗後の一戦なだけに嫌なムードを断ち切るべく何が何でも勝利が欲しい。セレッソも前節はガンバとのダービーマッチを1対1のドローで終えた。上位の名古屋を破って浮上のきっかけを掴めるか。
名古屋グランパスエイトvsセレッソ大阪の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第13節 |
---|---|
試合 | 名古屋グランパスエイトvsセレッソ大阪 |
会場 | 豊田スタジアム |
日時 | 5月8日(土)15:00 |
名古屋グランパスエイトのチーム状況
ホームの名古屋は今季14試合中9勝2分3敗の2位。シーズン序盤は鉄壁で無敗を維持していたが、4月18日に行われた第10節の鳥栖戦での敗戦を皮切りに調子を落としている。直近4試合で3敗しているが、うち1試合は鳥栖、2試合は川崎との試合だ。22節の川崎戦は屈辱の無得点4失点、前節も2対3で競り負けて初の連敗を喫した。
この2試合の主な敗因は、後手に回ってしまったこと。印象的なのは、前節の決勝点となった丸山祐市のオウンゴールだ。何でもないバックパスがGKと噛み合わずそのままゴールになってしまった。連敗の嫌なムードを着るためにも、今節は積極的な姿勢を取り戻す必要がありそうだ。
注目選手はサイドを攻撃の軸とするマテウスをピックアップした。マテウスは今季ここまで攻撃の中心選手としてチームを引っ張っている。現在4ゴールでチーム内ではトップの成績を持つ。相手陣地でボールを受けてから攻撃に転じる回数がチーム最多であり、隙あらば単独で高速ドリブルからシュートを放ちチャンスを作る。中盤で試合を組み立てる稲垣祥にも注目だ。今季4ゴールでマテウスと並ぶチームのトップスコアラーであり、特にミドルシュートを得意とするプレイヤーだ。
セレッソ大阪のチーム状況
一方のセレッソ大阪は今季13試合中6勝3分4敗の6位。今節の結果次第で7位のサンフレッチェ広島と順位が入れ替わる可能性がある。2位の名古屋に勝って勝ち点を積み上げたいところだ。しかし、セレッソには一つ懸念がある。それは前節の大阪ダービーで大久保嘉人が負傷交代したこと。後の発表で筋肉系の故障の疑いがあり、今節は出場できない可能性がある。そんな中で、反対に怪我から復帰した坂元達裕には期待がかる。前節は後半63分まで出場、まだまだ本調子ではないが攻撃の起点を作った。坂元のドリブルや個人での局面の打開はセレッソ大阪にとって大きな武器となる。他にも12試合にスタメン出場の奥埜博亮にも注目だ。奥埜はチーム内でボール奪取率がもっとも高く、チームのピンチを摘み攻撃のスイッチを入れる役割を担う。
名古屋グランパスエイトvsセレッソ大阪の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全50試合)
名古屋グランパスエイト 25勝
セレッソ大阪 16勝
ドロー 9回
名古屋グランパスエイトのホーム戦
名古屋グランパスエイト 14勝
セレッソ大阪 6勝
ドロー 6回
(Jリーグ・ルヴァンカップの試合含む)
ブックメーカーの名古屋グランパスエイトvsセレッソ大阪の勝敗予想オッズ
(5月5日11:00時点)
ここでブックメーカーのオッズをみてみよう。スポーツベットアイオーではホームの名古屋グランパスが2.24倍、ドローが4.3倍、アウェイのセレッソ大阪が3.35倍で、ホームのグランパスに評価が偏っている。
過去を振り返ると、両チームの直接対戦の直近2試合はグランパスがクリーンシートで勝利している。セレッソが豊田スタジアムで最後に勝ったのは2014年まで遡る。対セレッソ戦で3連勝なるか、そして直近3連敗を回避できるか。グランパスにとっては非常に重要な試合となりそうだ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
---|---|
勝敗予想オッズ | 名古屋グランパス @2.24倍 ドロー @3.30倍 セレッソ大阪@3.35倍 |
予想 | 名古屋グランパス |