J1第14節は7位の鹿島アントラーズと3位の横浜Fマリノスにも注目したい。両チームの試合はリーグ戦とルヴァンカップあわせて今回75回目となるJリーグでも屈指の歴史をもつカードだ。直近は両者ともに非常に調子が良く、好ゲームが予想される。
鹿島アントラーズvs横浜Fマリノスの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第14節 |
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試合 | 鹿島アントラーズvs横浜Fマリノス |
会場 | カシマスタジアム |
日時 | 5月15日(土)15:00 |
鹿島アントラーズのチーム状況
ホームの鹿島は今季13試合中6勝3分4敗の7位。第12節の横浜FC戦は3対0、次のFC東京戦も3対0、そして直前回となる12日の名古屋戦は2対0で3連勝し、チーム全体として調子が非常に上向いている。この連勝中はすべて無失点のため、攻守共に充実している事がわかる。特に前節の名古屋戦の2点目、前線の見事な連携から決めたゴールシーンは非常に印象的だった。
今節は注目選手に松村優大にピックアップした。3連勝した直近を振り返ると、横浜FC戦と名古屋戦は途中から、FC東京戦はスタメンで勝利に貢献している。FC東京戦で前半終了間際に鋭いゴールを突き刺した。鹿島はセットプレーからの得点が多く、キッカーを務める永戸勝也にも注目だ。永戸は今季ここまで3アシストしているサイドバックで、チーム内で最も多くクロスとラストパスを供給している。
横浜Fマリノスのチーム状況
一方の横浜は今季12試合中8勝3分1敗の3位。直近の試合を振り返ると、第10節は札幌に3対1、第11節は横浜FCに5対0で圧勝した。そして12節ではFC東京に3対0で勝利し、13節では神戸に2対0で完封勝利を収めリーグ4連勝と好調を維持している。さらにこの4試合すべて2点以上決めており、攻撃陣が奮闘していることが分かる。
今節の注目選手は8ゴール挙げているオナイウ阿道と前田大然だ。前田はスピードが特徴で裏への飛び出しを得意としている。一方のオナイウは相手の背後を取る動きが上手く、個々の仕掛けからもゴールを決めている。タイプの違う2人のストライカーはマリノスのストロングポイントであり、相手にとって脅威となる。オナイウは12節のダービーでハットトリックも達成しており、絶好調だ。チームが好調である要因としてもう一人選手を挙げるなら、エウベルの活躍も大きい。エウベルはサイドをベースにポジションを取り、ボールを受けてから強引にサイドを切り開く。統計データ上も、チーム内ではエウベルの攻撃参加指数が最も高い。
鹿島アントラーズ vs横浜Fマリノスの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全74試合)
鹿島アントラーズ 36勝
横浜Fマリノス 28勝
ドロー 10回
鹿島アントラーズのホーム戦
鹿島アントラーズ 22勝
横浜Fマリノス 11勝
ドロー 3回
(Jリーグ・ルヴァンカップ含む)
ブックメーカーの鹿島アントラーズvs横浜Fマリノスの勝敗予想オッズ
(5月13日14:00時点)
ブックメーカーの勝敗予想オッズをみてみると、スポーツベットアイオーではホームの鹿島アントラーズが2.85倍、ドローが3.60倍、アウェイの横浜Fマリノスが2.42倍で、評価はややマリノスに寄っているようだ。
互いに前線がアグレッシブなチームであるため、序盤は中盤で激しい主導権の取り合いとなり、特に後半にスコアが動く展開になるのではと予想される。特に現在はどちらも好調で、マリノスは第1節以降カップ戦も含めて無敗、アントラーズは10試合負けなし。好ゲームになることは間違いなさそうだ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 鹿島アントラーズ @2.85倍 ドロー @3.60倍 横浜Fマリノス@2.42倍 |
予想 | 横浜Fマリノス |