無敗記録継続中の川崎フロンターレと、5試合負けなしのコンサドーレ札幌。今季いまだ負けのない川崎相手に札幌はどんな戦術で臨むのか。日曜はこの試合に注目したい。
川崎フロンターレvsコンサドーレ札幌の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第14節 |
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試合 | 川崎フロンターレvsコンサドーレ札幌 |
会場 | 等々力陸上競技場 |
日時 | 5月16日(日)15:00 |
川崎フロンターレのチーム状況
ホームの川崎は今季16試合中13勝3分の1位。直近を振り返ると、名古屋との首位攻防戦の連戦1試合目、4月29日は4対0の快勝。続く12節も3対2で競り勝って引き離した。その後13節にはガンバ大阪に2対0で勝ち3連勝するも、前節の仙台戦は後半アディショナルタイムにゴールを許し、2対2で引き分けた。
今節の注目選手は三苫薫だ。川崎の攻撃の多くは左サイドから構築しており、三苫の存在は大きい。守備のキープレイヤーはディフェンスリーダーを務める谷口彰悟。谷口は粘り強い守備が持ち味で、特に空中戦に強さを発揮し何度もゴールを守ってきた。攻撃でも2アシストしており、攻守にわたって期待がかかる。
コンサドーレ札幌のチーム状況
敵地で試合に臨む札幌は、今季12試合中4勝3分5敗の11位。直近の試合では、11節の仙台戦は2対1で勝利。12節の湘南戦は0対0でドロー。13節の徳島戦は2対1で勝利した。直近の3試合は2勝1分でチームの調子は悪くない。ルヴァンカップを含めても5試合負けなしだ。
注目選手はJ1リーグ得点ランキング1位のアンデルン・ロペス。ロペスは今季ここまで11ゴール挙げ、札幌のストライカーとして君臨している。そのほか、サイドからチャンスメイクする金子拓郎にも注目だ。金子はサイドからドリブル突破またはクロスを上げて好機を何度も演出している。守備ではボランチやセンターバックを担う宮澤裕樹。宮沢はチームで最もボール奪取率が高い。
川崎フロンターレvsコンサドーレ札幌の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全28試合)
川崎フロンターレ 21勝
コンサドーレ札幌 5勝
ドロー 2回
川崎フロンターレのホーム戦
川崎フロンターレ 11勝
コンサドーレ札幌 1勝
ドロー 1回
(Jリーグ・ルヴァンカップ含む)
ブックメーカーの川崎フロンターレvsコンサドーレ札幌の勝敗予想オッズ
(5月14日10:00時点)
ブックメーカーの勝敗予想オッズをみてみると、ホームの川崎フロンターレが1.43倍、ドローが5.00倍、アウェイのコンサドーレ札幌が6.80倍で、やはり王者川崎に大きく評価が偏っている。
両チームともに攻撃はショートカウンターを主体とし、川崎は左サイドと中央を細かいパスで繋いで攻め上がるのに対し、札幌は中央付近をドリブルで上がる割合が高い。ただし、攻撃をシュートで終える割合は川崎25.9%に対して札幌21.5%、ゴール率は川崎7.3%で札幌は1.4%と、フィニッシュの精度が大きく異なる。この数字の違いから、川崎の見込みが高いのも頷ける。
札幌は昨年11月に2-0で川崎に勝ち、これが等々力での初勝利となった。今回勝てばクラブとして2度目となる。川崎が無敗維持か、札幌の連勝か。注目の試合は16日15時キックオフだ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 川崎フロンターレ @1.43倍 ドロー @5.00倍 コンサドーレ札幌@6.80倍 |
予想 | 川崎フロンターレ |