今節の注目カードは3位のサガン鳥栖と6位の鹿島アントラーズだ。直近は調子を落としている鳥栖と、じわじわと順位を上げてきた鹿島。対象的な両チームの状況をみていきたい。
サガン鳥栖vs鹿島アントラーズの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第15節 |
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試合 | サガン鳥栖vs鹿島アントラーズ |
会場 | 駅前不動産スタジアム |
日時 | 5月22日(土)14:00 |
サガン鳥栖のチーム状況
ホームの鳥栖は今季15試合で8勝4分3敗の3位。直近のリーグ5試合をみると、10節と11節は名古屋・FC東京に2対1で競り勝った。続いて12節は徳島に2対0で完封勝利をおさめ、13節の広島は0対0、14節の大分戦は1対1で引き分けに終わった。一応この5試合は負けなしで好調のようだが、実質は12節の後のルヴァンカップで札幌に1-2で破れ、さらに直近の同カップ戦もアビスパ福岡相手に守備が崩壊して1-4で大敗。結果、ここ4試合の成績は2分2敗で非常に悪い。
注目選手は山下敬大だ。山下は今季チーム最多の7ゴールをマークする鳥栖のエースストライカーで、シュート本数は仙頭啓矢や林大地に劣り、ドリブル回数やパスを受ける回数も決してトップではないが、フィニッシュの精度が高い。中盤の仙道哲矢や守備のエドュアルド・ネットにも期待がかかる。仙道は中盤でリズムを作るためパサーとなり、エドュアルドは守備から攻撃のリズムを作る。この2人のコンビネーションから何度も攻撃のチャンスを作っており、この2人がいかに鹿島の攻撃に対処するか注目だ。
鹿島アントラーズのチーム状況
対する鹿島は今季14試合で7勝3分4敗の6位。25得点16失点。4月7日に行われた第8節の柏戦以来8戦負けなしの絶好調だ。さらに、直近の試合は4連勝している。チームが調子を取り戻した要因はやはり監督交代、ザーゴから相馬直樹に変わったことが大きい。
今節の注目選手は土居聖真だ。土居は前節の横浜Fマリノス戦では今季初のハットトリックを達成し、波に乗っている。他にも、中盤から三竿健斗、守備は町田浩樹も注目だ。三竿は攻守共に中心的存在であり、三竿の長短のパスからチャンスが生じている。町田は自陣でのボール奪取率が高く、ボールを奪ってからのビルドアップが上手い選手だ。セットプレーのチャンス時には果敢にゴールに入れる能力も備わっている。その証拠として今季4ゴール挙げている。
サガン鳥栖 vs鹿島アントラーズの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全24試合)サガン鳥栖のホーム戦
サガン鳥栖 4勝
鹿島アントラーズ 5勝
ドロー 2回
(Jリーグ・ルヴァンカップの試合を含む)
ブックメーカーのサガン鳥栖vs鹿島アントラーズの勝敗予想オッズ
(5月19日19:00時点)
さて、ブックメーカーのオッズをみてみよう。スポーツベットアイオーの勝敗予想オッズは、ホームのサガン鳥栖が3.25倍、ドローが3.2倍、鹿島が2.12倍で、アウェイの鹿島の方が評価が高いようだ。順位的にはまだ鳥栖の方が上だが、直近の調子を踏まえるとこの偏りは頷ける。ただ、今季通じての守備面のデータでは鳥栖のパフォーマンスは非常に高く、被ゴール率などは全チーム中もっとも低い。
両チームはルヴァンカップの一次リーグでも同一グループであり、結果はホームで鹿島が3-0、先月28日の鳥栖のホーム戦は2-2で引き分けた。鳥栖にとっては勝って復調を測りたいところだが果たしてどうか。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | サガン鳥栖 @3.25倍 ドロー @3.20倍 鹿島アントラーズ@2.12倍 |
ブックメーカー | 鹿島アントラーズ |