J1第15節は12位の徳島ヴォルティスと2位の名古屋グランパスの試合にも注目した。徳島は前節広島に勝って連敗をストップした。対する名古屋も敵地で清水に快勝している。両者は2017年にJ2で対戦した以来の顔合わせ、J1では実に7年ぶりの対戦となる。
徳島ヴォルティスvs名古屋グランパスの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第15節 |
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試合 | 徳島ヴォルティスvs名古屋グランパス |
会場 | 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム |
日時 | 5月22日(土)18:00 |
徳島ヴォルティスのチーム状況
ホームの徳島は今季15試合中5勝2分8敗の12位。総得点14の総失点20。直近の試合をみると、10節から13節まで4連敗で泥沼状態だったが、前節の広島戦に1対0で勝利し、連敗をストップした。しかしその後、直前のルヴァンカップの試合でヴィッセル神戸に3点獲られて完敗。カップも含め、ホーム戦は4試合勝利から遠ざかっている。
前線の注目選手は宮代大聖だ。宮代はチーム最多の5ゴールを挙げており、ボールを受けて鋭い切り返しからのシュートを得意とする。他には、前節決勝弾を挙げた岸本武流も注目だ。岸本は右サイバックを主戦場とし、今季は3ゴール1アシストの成績を残している。豊富な運動量で常に攻撃の機会を伺いながら、チャンスとあらば相手陣内まで攻め込みパスを供給する。また、パスの点では今季リーグ戦全試合に出場し、チーム内でもっとも多くのラストパスを供給している岩尾憲の動きも見逃せない。
名古屋グランパスのチーム状況
対する名古屋は今季17試合中11勝2分4敗の2位。直近の3試合をみると、13節はセレッソ大阪に1対0で勝利。続く21節は鹿島に0対2の完敗。14節では清水に3対0の圧勝で2勝1敗という結果を残している。ゴール数は22点、失点は12点だ。
今節の注目選手は前節2ゴール挙げたマテウスだ。マテウスは今季ここまで6ゴールでチーム最多記録を持つ。シュート本数、ドリブル回数、パスを受ける回数がもっとも多く、チームがマテウスにボールを集めていることが数字に現れている。また、相馬勇紀にも注目だ。名古屋の今季得点の多くはクロスボールから得ている。相馬は左サイドから2ゴール3アシストしており、クロス供給本数はもっとも多い。今節もゴール及びアシストに期待がかかる。また、前節ゴールを決めた柿谷、そして山崎にとって徳島はそれぞれ2年過ごした古巣となる。一方、守備ではここまで全試合出場中の丸山が欠場の見込みだ。
徳島ヴォルティスvs名古屋グランパスの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全5試合)
徳島ヴォルティス 1勝
名古屋グランパス 2勝
ドロー 2回
徳島ヴォルティスのホーム戦
徳島ヴォルティス 0勝
名古屋グランパス 1勝
ドロー 1回
(Jリーグ・ルヴァンカップ含む)
ブックメーカーの徳島ヴォルティスvs名古屋グランパスの勝敗予想オッズ
(5月19日18:00時点)
ブックメーカーのオッズをみてみると、徳島ヴォルティスは3.75倍、ドローは2.98倍、名古屋グランパスは2.10倍で、アウェイの名古屋の方が見込みが高そうだ。
実際、今季リーグ戦の統計データにおいても、攻撃回数、パス本数、クロス、ドリブル、シュート、ゴール、ボール奪取、守備、セーブすべてで名古屋が相手を上回っている。チームでもっとも守備強度の高いセンターバックの丸山が不在ということがやや懸念点ではあり、徳島にとっては好材料と言える。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 徳島ヴォルティス@3.75倍 ドロー @2.98倍 名古屋グランパス@2.10倍 |
予想 | ドロー |