J2第17節からは18位のギラヴァンツ北九州と4位のジュビロ磐田の試合もピックアップした。北九州は今節負けると降格圏に落ちる可能性がある。一方の磐田は勝てば昇格争いにさらに食い込める。対照的な位置にいる両チームによる対戦だ。
ギラヴァンツ北九州vsジュビロ磐田の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第17節 |
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試合 | ギラヴァンツ北九州vsジュビロ磐田 |
会場 | ミクニワールドスタジアム北九州 |
日時 | 6月5日(土)14:00 |
ギラヴァンツ北九州のチーム状況
ホームの北九州は今季16試合中4勝5分7敗の18位。直近の試合を振り返ると、15節の大宮戦は3対1で勝地、続く16節の町田戦も1対0で勝利している。開幕からしばらく低迷していたが、ようやく今季初の連勝を飾った。
今節の注目選手は高橋大悟だ。高橋は今シーズンここまで4ゴール2アシストの記録を残し、攻撃の中心選手となっている。針谷岳高とのコンビネーションが機能しており、二人のパス交換数はチーム内で唯一100を超えている。今節も両者の連携は見どころとなるだろう。
守備面では村松航大に期待がかかる。村松はここまで全試合フル出場している北九州のディフェンスリーダーだ。ディフェンスとしては171㎝と小柄だが、1対1にも強く、チーム内で最もボール奪取率が高い。
ジュビロ磐田のチーム状況
アウェイで挑む磐田は今季16試合中10勝2分4敗の4位。直近の試合をみると、14節のザスパクサツ群馬戦では1対0。15節の東京ヴェルディ戦は2対0。さらに16節の金沢戦は1対0で勝ち、クリーンシートで3連勝中だ。加えて5月以降6試合負けていない。
今節も再びルキアンに注目だ。ルキアンは現在J2リーグ得点ランキング1位の通算10ゴール。前節の金沢戦でも決勝点を挙げた。守備では大井健太郎だ。大井はセンターバックで今季14試合に出場している。
ギラヴァンツ北九州vsジュビロ磐田の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全6試合)
ギラヴァンツ北九州 2勝
ジュビロ磐田 4勝
ドロー 0回
ギラヴァンツ北九州のホーム戦
ギラヴァンツ北九州 2勝
ジュビロ磐田 1勝
ドロー 0回
ブックメーカーのギラヴァンツ北九州vsジュビロ磐田の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | ギラヴァンツ北九州@4.90倍 ドロー @3.55倍 ジュビロ磐田@1.69倍 |
予想 | ジュビロ磐田 |
ブックメーカーのオッズでは、ホームのギラヴァンツ北九州が4.9倍、ドローが3.55倍、アウェイのジュビロ磐田が1.69倍で、磐田に大きく評価が偏っている。
過去の対戦を振り返ると、直前回となる昨年12月のJ2第40節の対戦では北九州がディサロ燦シルヴァーノの2ゴールで勝利した。その後2節を経て、最終順位は北九州5位、磐田が6位で終了している。それ以前は磐田が5連勝していた。北九州にとって、この勝利によってメンタル面での対磐田戦の悪い印象は断ち切れたかもしれない。しかし直近の状況を踏まえると、磐田優勢であることは変わりなさそうだ。
勝敗予想オッズはスポーツベットアイオーの6月4日8:00時点のものを抜粋しています