今節の注目カードは7位の浦和レッズと14位の湘南ベルマーレだ。今季の浦和は8勝のうち6勝がホームゲームで、反対に湘南は負けた6試合のうち5つがアウェイゲームとなっている。両チームの戦績からは浦和が優位とみて間違いないが、試合は最後まで何が起きるか分からない。
浦和レッズvs湘南ベルマーレの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第18節 |
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試合 | 浦和レッズvs湘南ベルマーレ |
会場 | 埼玉スタジアム2002 |
日時 | 6月20日(日)19:00 |
浦和レッズのチーム状況
ホームで湘南を迎える浦和は、今季17試合で8勝4分5敗の7位。13節の仙台戦は2-0で勝ち、14節のガンバ大阪戦は3-0で完封勝利をおさめ、さらに15節の神戸戦では2-0と3連勝している。そのあとの16節の広島と前節の名古屋戦は引き分けで終えたが、リーグ5試合負けなしの好調だ。特5戦中4試合はクリーンシートで攻守共に充実していることがわかる。ルヴァンカップや天皇杯を含めても10試合無敗(6勝4敗)という状況だ。
注目選手は今季途中から移籍してきた助っ人外国人選手のキャスパー・ユンカーだ。キャスパーは今季5ゴール挙げており、浦和のストライカーとして活躍している。キャスパーは13節にデビューゴールを決めると、そこから4試合連続で得点した。さらに直近の天皇杯のカターレ富山戦では決勝点、先週のルヴァンカップの神戸戦でも1ゴール挙げ、今まさにノリに乗っている。
湘南ベルマーレのチーム状況
対数る湘南は今季18試合で3勝9分6敗の14位。直近のリーグ戦を振り返ると、14節の横浜FC戦は0-2で敗れ、続く15節も福岡に1-2で負けて2連敗を喫した。16節の川崎と17節の徳島には1-1で引き分け、加えて前節のガンバ大阪戦も0-0で勝ち点を分けあった。このようにリーグ戦は5試合勝利から遠ざかっている。 さらに先週のルヴァンカップの試合では、1-4で東京に大敗した。
今節の注目選手は町野修斗だ。今季の町野は15試合出場で2ゴール2アシストの結果を残している。17節の徳島戦では、こぼれ球を冷静に対処し貴重な同点弾を叩きこんだ。守備では守護神の谷晃生にも期待がかかる。谷は今年21歳のルーキーながら、正ゴールキーパーとして今季17試合に出場している。東京オリンピックのU24日本代表候補としても選出されている彼のセービングに注目だ。
浦和レッズvs湘南ベルマーレの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全39試合)
浦和レッズ 24勝
湘南ベルマーレ 9勝
ドロー 6回
浦和レッズのホーム戦
浦和レッズ 12勝
湘南ベルマーレ 4勝
ドロー 3回
ブックメーカーの浦和レッズvs湘南ベルマーレの勝敗予想オッズ
(6月18日11:00時点)
ブックメーカーのオッズでは、ホームの浦和レッズが1.92倍、ドローが3.4倍、アウェイの湘南ベルマーレが4倍で、やはり浦和の見込みの方が高い。
今季のリーグ全体の統計データをみると、浦和は1試合あたりの平均攻撃回数が全チーム中19位で、被攻撃回数は最も少ないことがわかった。数字をそのまま解釈するなら「攻めず・攻めさせず」ということだが、一方の湘南の攻撃回数は全チーム中4位、被攻撃回数は17位。つまり攻めるし攻められる割合も高い。
直近のホームゲームをクリーンシートで4連勝中の浦和に分がありそうだが、両者の対戦は昨シーズン32節と今年のルヴァンカップをあわせて3試合連続スコアレスドローに終わっている。このあたりを考慮し、中盤での主導権争いが続いてドローで決着という予想も、やや冒険だが面白いのではないだろうか。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 浦和レッズ@1.92倍 ドロー @3.40倍 湘南ベルマーレ@4.00倍 |
予想 | ドロー |