9月8日はJ1第19節のコンサドーレ札幌vsセレッソ大阪が行われる。ルヴァンカップ準々決勝で東京に逆転負けしたコンサドーレと、ガンバに大勝して準決勝進出を決めたセレッソ。対照的な両者がリーグで火花を散らす。
北海道コンサドーレ札幌vsセレッソ大阪の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第19節 |
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試合 | 北海道コンサドーレ札幌vsセレッソ大阪 |
会場 | 札幌厚別公園競技場 |
日時 | 9月8日(水)19:00 |
北海道コンサドーレ札幌のチーム状況
ホームで迎える札幌は今季26試合で10勝6分10敗の11位。リーグ戦3試合未勝利で勢いを欠くなか、9月1日、5日のルヴァンカップ準々決勝はFC東京に初戦2-1、2試合目0-2のトータル2-3で逆転負けを喫した。
直近数試合は、荒木拓馬、田中駿太、小柏剛、青木亮太らが得点を挙げている。しかし、主力だったアンデルソン・ロペスの移籍により攻撃力が低下し、リーグ戦績は右肩下がりの状況だ。今節は欠場選手もおらず、リーグ順位を上げるためにベストメンバーを組んで挑むと予想される。
セレッソ大阪のチーム状況
一方のセレッソ大阪は今季26試合で8勝9分9敗の12位。チームが不調と言うことで、監督を務めていたレビー・クルピが8月末に解任された。後任として小菊昭雄がコーチから監督に就任した。
その初陣となったルヴァンカップ準々決勝の大阪ダービー初戦は0-1で敗れるも、2試合目は4-0で快勝して逆転突破を果たした。上々の出だしと言える。
この試合は一つ上の順位の札幌が相手であり、勝てば勝ち点で並ぶ。なんとか勝利を納めたいが、懸念材料もある。それは中心選手である清武弘嗣が怪我により欠場することだ。清武は8月28日のトレーニング中に右ハムストリング筋の損傷と診断され、回復するまで8〜10週間かかると見込まれている。10年ぶりに古巣に戻った乾貴史は先日のガンバ戦の後半からプレーした。この試合ではさらに違いを見せられるか注目だ。
北海道コンサドーレ札幌vs セレッソ大阪の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全27試合)
北海道コンサドーレ札幌 9勝
セレッソ大阪 13勝
ドロー 5回
北海道コンサドーレ札幌のホーム戦
北海道コンサドーレ札幌 5勝
セレッソ大阪 6勝
ドロー 13回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーの北海道コンサドーレ札幌vs セレッソ大阪の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 北海道コンサドーレ札幌@2.20倍 ドロー @3.40倍 セレッソ大阪@3.20倍 (9月3日9:00時点) |
予想 | セレッソ大阪 |
ブックメーカーの勝敗予想オッズをみると、ホームの北海道コンサドーレ札幌は2.20倍、ドローは3.40倍、アウェイのセレッソ大阪は3.20倍となっており、ややコンサドーレに偏っているようだ。
北海道コンサドーレ札幌vsセレッソ大阪の戦術や展開考察
最後に試合展開の考察をしていこう。コンサドーレは26試合中25試合が3-4-2-1の布陣で、中央攻撃を得意としている。得点シーンは、セットプレーやカウンターからの得点率が高く、金子拓郎や福森善成が攻撃を組み立てる。特に福森は、セットプレーのキッカーも務めておりプレースキックには定評のある選手だ。
一方のセレッソは26試合中19試合が4-4-2の布陣。坂下達也と松田陸の右サイド中心に攻撃を仕掛ける。乾も出場する見込みとなっており、清武の代わりに左サイドで出場する可能性が高い。中央突破の札幌か、サイド攻撃のセレッソ大阪か。直接対決は直近3試合セレッソが勝っていて、心理的なアドバンテージはありそうだ。