ACLの日程変更に伴う調整で、4月14日に先に開催されるJ1第19節。今シーズンここまで負けなしで2位をキープしている名古屋グランパスエイトと、上位争いに加わりたい6位のサンフレッチェ広島の試合が行われる。
名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島の注目選手や過去戦績
概要 | 明治安田生命J1リーグ第19節 |
---|---|
試合 | 名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島 |
会場 | 豊田スタジアム |
日時 | 4月14日(水)19:30 |
ホームのグランパスは、第9節終了時点で失点がわずか1。守備に重きをおきながら隙あらばカウンターから得点を狙う堅守速攻型のスタイルだ。唯一の失点は開幕節のアビスパ福岡戦でのオウンゴール。いまだ相手チームのシュートから失点していない。リーグ全体の統計データでも被シュート率はもっとも低く、被チャンス構築率(攻め込まれる度合い)も全体2位の数字を誇る。グランパスの守備が安定している要因はディフェンス陣やボランチ陣が攻撃の芽を事前に摘んでいるからで、センターバックの丸山祐市がチームを統率し、ボランチでは米本拓司や稲垣祥が守備から攻撃へのアクセントにもなっている。総失点1に対して得点は12。1位試合あたり1.33得点挙げているが、グランパス側のチャンス構築率は全体17位、シュートは平均9.4本で13位、攻撃回数は全体10位で、決して良い数字とは言えない。前節の大分トリニータ戦で2得点に絡んだマテウス、移籍後初ゴールを決めた柿谷ら前線には一層の期待がかかる。
一方のサンフレッチェは、9試合終えて4勝4分1敗の6位。今シーズンここまで14ゴールで、グランパスよりも得点をしている。前線で期待されるのは、チーム最多の3ゴールを挙げている浅野雄也だ。7節の横浜FC戦では川辺との連携から見事なゴールを決めている。サンフレッチェは14ゴール中5点がセットプレーからの得点で、良い位置でFKを獲得できたならグランパスからゴールを奪う好機となる。反対に失点パターンは、カウンターを受けてショートパスやスルーパスを通されて失点している。前節は湘南ベルマーレの田中聡にゴール前でコンビネーションから中央突破を許して失点した。
両チームによる2019年~昨シーズンまでのJ1及びルヴァンカップの過去3試合の対戦を振り返ると、1勝1敗1分けとイーブンの成績を残している。これまでの全成績をみてみると65戦中30勝でグランパスが勝ち越している。グランパスはサンフレッチェをホームで迎えた際は20勝しており、サンフレッチェは8勝。ホームではグランパスが良い結果を残しているようだ。
ブックメーカーの名古屋グランパスvsサンフレッチェ広島の勝敗予想オッズ
(4月12日13:00時点)
ブックメーカーのオッズをみると、スポーツベットアイオーではホームの名古屋グランパスが2.27倍、ドローが3.20倍、アウェイのサンフレッチェ広島が3.35倍で、ホームのグランパスの方がやや見込みが高い。
今節もグランパスが相手の攻撃をシャットアウトして無失点を継続するか、それともサンフレッチェが得意の形から守備をこじ開けてゴールを奪うか。注目の試合は14日19:30開始だ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
---|---|
勝敗予想オッズ | 名古屋グランパス @2.27倍 ドロー @3.20倍 サンフレッチェ広島 @3.35倍 |
予想 | ドロー |