J1第19節では3位の横浜Fマリノスと4位のサガン鳥栖の試合に注目だ。上位対決となるこの一戦、横浜はここまで好成績を残しているのにも関わらず名将のポステコグルーが退任した。暫定で指揮をとる松永英機監督の手腕にも注目が集まる。
鹿島アントラーズvsベガルタ仙台の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第19節 |
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試合 | 横浜Fマリノスvsサガン鳥栖 |
会場 | 二ツパツ三ツ沢競技場 |
日時 | 6月23日(水)19:00 |
横浜Fマリノスのチーム状況
ホームで迎える横浜は今季16試合で10勝4分2敗の3位。直近の試合を振り返ると、14節の鹿島相手に3-5で大敗し、15節の柏線は1-1のドロー、16節で大分には1-0の完封勝利、前節の清水戦では2-1で勝利した。その後、ルヴァンカップのコンサドーレ札幌戦を1-1で引き分け、6月9日の天皇杯はホンダにPK戦で敗れ、まさかの早期敗退となった。その影響か、13日の札幌とのホームゲームを1-3で落としてルヴァンカップも敗退。直近3試合は勝利から遠のいている。
そんな悪い流れのなか、今節はオナイウ阿道に注目したい。オナイウはセンターフォワードでリーグ戦9試合に出場し、チーム最多の10ゴールをあげている。日本代表にも選出され、6月15日に行われたアジア2次予選ではキルギス代表にハットトリックを達成し、決定力を見せつけた。ほかにもU24代表に選出された前田大然にも注目だ。前田は持ち前のスピードを武器に今季9ゴール挙げており、チームではオナイウの次に得点している。
直近のパフォーマンス低下は監督交代と得点源の2人がチームを離れていたことが原因とも考えられる。二人にはその流れの払拭が期待される。
サガン鳥栖のチーム状況
対する鳥栖は、今季18試合で9勝6分3敗23得点8失点の4位。リーグ戦は、4月18日におこなわれた10節の名古屋戦からここまで8戦負けていない。8試合4勝4分でドローが半分を占めるが、とにかく守備が固くいまだ失点は一桁台を維持している。ルヴァンカップでは5月19日にアビスパ福岡に1-4、5月5日にコンサドーレに1-2で敗れているがリーグは堅調だ。
注目選手は林大地。林はU24日本代表にも選出された鳥栖のストライカーで、今季4ゴールを挙げている。他にも、鳥栖は攻撃面でタレント豊富だ。林と同じくフォワードでチーム最多の8ゴールを挙げている山下敬大、中盤では運動量が多くどこにもでも顔を出しながらチャンスメイクをする仙頭啓矢らも期待がかかる。
守備では守護神の朴一圭を中心に、センターバックのエドゥアルドや中野伸哉がゴールを守る。ファン・ソッコは欠場の予定だ。
対横浜戦は3年間勝てていないが、攻守ともに充実した今回はチャンスではないだろうか。
横浜Fマリノスvsサガン鳥栖の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全20試合)
横浜Fマリノス 11勝
サガン鳥栖 6勝
ドロー 3回
横浜Fマリノスのホーム戦
横浜Fマリノス 6勝
サガン鳥栖 2勝
ドロー 2回
ブックメーカーの横浜Fマリノスvsサガン鳥栖の勝敗予想オッズ
(6月21日21:00時点)
ブックメーカーのオッズをみてみると、ホームの横浜Fマリノスが1.71倍、ドローが4倍、アウェイのサガン鳥栖が4.5倍で、ホームの横浜に見込みが偏っているようだ。
今季データをみると、横浜は攻撃回数、パス、クロス、シュート、ゴール数で鳥栖を凌ぐ。特に両サイドの強度が高い。一方、守備の数字は全チームのなかで最低だ。守りでは鳥栖のパフォーマンスの方が高い。ただしファン・ソッコが不在のためやや不安もある。その点を踏まえると、横浜が積極的に攻める構図が想定される。
注目の試合は23日19時キックオフだ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 横浜Fマリノス@1.71倍 ドロー @4.00倍 サガン鳥栖@4.50倍 |
予想 | 横浜Fマリノス |