J1第22節からは14位の湘南ベルマーレと8位のFC東京の一戦に注目したい。2021年に入って4度目の戦いとなる両チーム。ロングカウンターをベースにしたスタイルを持つチーム同士、果たしてどちらに軍配が上がるのだろうか。
湘南ベルマーレvsFC東京の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第22節 |
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試合 | 湘南ベルマーレvsFC東京 |
会場 | レモンガススタジアム平塚 |
日時 | 7月11日(日)19:00 |
湘南ベルマーレのチーム状況
ホームで迎える湘南は今季21試合中4勝9分8敗の14位。リーグ戦3試合を振り返ると、19節は浦和に3-0で快勝、次の20節は柏に2-4で敗戦し、前節は神戸に1-3で敗れて2連敗している。浦和戦の前、ルヴァンカップではFC東京に1対4で敗れて準々決勝進出を逃した。直近に行われた7月7日の天皇杯3回戦ではヴァンラーレ八戸に延長の末2-1で競り勝っている。八戸はJ3のチームであり、格下に苦戦していることからチームは決して良い状態とは言い難い。そして、今節はGKの谷が五輪の事前合宿に参加しているため欠場となる。
注目選手はタリク・エルユヌシだ。タリクは21節の神戸戦では町野修斗とショートカウンターから今季初ゴールを決めた。タリクは2008年からノルウェー代表であり、国を背負いながらJリーグでプレイしている。湘南に移籍してきた理由は「日本はアジアナンバー1だから」と語る。冒険心もあり、ピッチの中では献身的にチームを助けるプレイが特徴だ。前節のゴールをきっかけに、今節も結果を残してチームを助けることが出来るか。
FC東京のチーム状況
一方のFC東京は今季20試合中9勝4分7敗の8位。現在リーグ戦では3連勝している。今節戦う湘南とはルヴァンカップを含めると今回で年内4戦目。過去3度の戦績をみると、3月のリーグ戦は東京がホームで3-2で勝ち、先月のルヴァンカップの連戦ではまず0-1で惜敗。2試合目は反対に4-1で快勝し、結果は2勝1敗で勝ち越している。この4-1の勝利とリーグ戦を含めると4連勝中だ。
今節の注目選手はディエゴ・オリベイラだ。ディエゴは東京が得意とするロングカウンターで躍動し、何度もドリブルからシュートを放ってきた。その結果、チーム最多の8ゴールをマークしている。他にも、ブラジル人のレアンドロやアダイウトンが絡んだ時の厚みある攻撃も見どころだ。なお、センターハーフで4試合に出場したアルトゥール・シルバは6月末で横浜FCにレンタル移籍している。
湘南ベルマーレ vsFC東京の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全20試合)
湘南ベルマーレ 3勝
FC東京 13勝
ドロー 4回
湘南ベルマーレのホーム戦
湘南ベルマーレ 1勝
FC東京 7勝
ドロー 2回
(Jリーグ・ルヴァンカップ合計)
ブックメーカーの湘南ベルマーレvs FC東京の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 湘南ベルマーレ@3.20倍 ドロー @3.00倍 FC東京@2.40倍 |
予想 | FC東京 |
最後にブックメーカーのオッズをみてみよう。スポーツベットアイオーでは、ホームの湘南ベルマーレが3.2倍、ドローが3倍、アウェイのFC東京が2.4倍で、やや東京よりの評価になっている。
リーグ戦の統計データによると、攻撃面では東京の方が強度が高い。過去戦績をみても、レモンガススタジアム平塚での試合は東京の方が好成績を収めている。これらを考慮し、オッズが示す通り東京優位の展開が想定される。
オッズはスポーツベットアイオーから7月8日20:00時点で抜粋