今節の注目カードは、主力選手の移籍でざわついている鹿島アントラーズと、ガンバ大阪からストライカーを獲得した徳島ヴォルティスだ。上位を維持したい鹿島、J1残留するために負けられない徳島、どちらがが勝利を掴み取るのだろうか。
鹿島アントラーズvs 徳島ヴォルティスの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第24節 |
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試合 | 鹿島アントラーズvs徳島ヴォルティス |
会場 | 県立カシマサッカースタジアム |
日時 | 8月15日(日)18:30 |
鹿島アントラーズのチーム状況
ホームで迎える鹿島は今季23試合中11勝5分7敗の5位。五輪による中断から明けた初戦、8月9日に行われた湘南戦は2対1で勝利した。直近の鹿島は、選手の移籍が相次いでいる。白崎凌兵が期限付き移籍、小泉慶は完全移籍にて共にサガン鳥栖へ。杉岡大暉が期限付き移籍で湘南ベルマーレに移籍することになった。この3選手は各ポジションで主力として活躍してきただけに、戦力ダウンが懸念される。特に小泉は豊富な運動量を持ち味とし、守備面でチームに貢献してきた。その穴をどう埋めるのか気になるところだ。
今節の注目選手は犬飼智也だ。今季の鹿島はセットプレーから16ゴール挙げている。犬飼はセットプレーからの得点力が非常に高く、前節の湘南戦もコーナーキックからヘディングゴールを決めている。今節でもセットプレーがカギとなりそうだ。
徳島ヴォルティスのチーム状況
一方の徳島は今季23試合中6勝5分12敗の16位。直近の試合はガンバ大阪に2対1で勝利した。これで徳島は7試合ぶりの勝ち星となった。そのガンバ大阪からストライカーの一美和成の獲得に成功し、リーグ後半戦で残留を目指す。一美はU23代表にも選出された経験をもっており、徳島の救世主となれるのか注目が集まる。
徳島は今季鹿島に一度0対1で負けている。徳島は今季セットプレーから9失点しており、セットプレーが得意な鹿島は苦手な相手と言える。空中戦の処理がこの試合のカギとなりそうだ。
今節の注目選手はエースの宮代大聖だ。宮代は今季チーム最多の6ゴール挙げており、前節のガンバ大阪相手にも得点している。宮代と一美との共演により攻撃バリエーションは更に高まるだろう。守備では、今季20試合出場しているブラジル人DFのジエゴにも期待がかかる。なお、SBの岸本武流は出場停止のためこの試合は欠場となる。
鹿島アントラーズvs徳島ヴォルティスの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全試3合)
鹿島アントラーズ 3勝
徳島ヴォルティス 0勝
ドロー 0回
鹿島アントラーズのホーム戦
鹿島アントラーズ 1勝
徳島ヴォルティス 0勝
ドロー 0回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーの鹿島アントラーズvs 徳島ヴォルティスの勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 鹿島アントラーズ@1.64倍 ドロー @3.95倍 徳島ヴォルティス@5.10倍 |
予想 | 鹿島アントラーズ |
ブックメーカー勝敗予想オッズでは、鹿島アントラーズが1.64倍、ドローが3.95倍、徳島ヴォルティスが5.1倍となっている。
鹿島はリーグ戦とカップ戦を含め、ホームでは12試合無敗、一方の徳島はアウェイで3連敗している。また、徳島は鹿島に過去一度も勝ったことがない。鹿島がクリーンシートで3勝している。そして、統計データによるとチャンスメイク率では鹿島が徳島を圧倒していて、鹿島はセットプレーに強みを持ち、徳島はそこに弱みがあるという噛み合わせから、徳島は不用意なファウルを避けたいところだ。さらに徳島は攻守に貢献度の高い岸本が欠場とあって、より一層厳しい展開が予想される。
オッズはスポーツベットアイオーから8月13日7:00に抜粋