国際Aマッチデー期間中の9月5日は、大雨で延期となったJ1第24節のサンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸が行われる。代表メンバーを欠くなかでどちらが勝ち点を奪えるか注目だ。
サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第24節 |
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試合 | サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸 |
会場 | エディオンスタジアム広島 |
日時 | 9月05日(日)18:00 |
サンフレッチェ広島のチーム状況
ホームの広島は今季26試合で8勝11分7敗の11位。直近の試合戦績は4試合中1勝2分2敗(福岡に1対1/川崎に1対1/浦和に0対1の敗戦/大分に4対1の圧勝)だ。ここで神戸に勝てば2連勝となり、順位も10位に1つ上がる。
広島の攻撃人といえば今季7ゴール挙げているジュニオール・サントスだ。サントスは8月以降4試合で3発決めており、ゴールへの意識が向上している。一方、この4試合の守備は磐石とは言えず、全試合失点していることから、改善は必要だ鮎川峻、永井龍、茶島雄介の3名は負傷により今節出場できない。さらに代表招集のため佐々木翔も不在だ。
注目選手はチーム最多得点者のサントスと、今季初のフル出場をしたエゼキエウ。共に大分戦で魅せたアグレッシブなパフォーマンスを神戸戦でも発揮できるか。
ヴィッセル神戸のチーム状況
一方の神戸は今季26試合で13勝8分5敗の4位。直近の試合は天皇杯・リーグ戦を含め2勝2敗(天皇杯4次ラウンジは名古屋に0対1の敗戦/リーグ戦は鹿島に1対0で勝利、大分に3対1で圧勝、FC東京に0対1の惜敗)という状況だ。今夏3名の大型補強をおこなったが、まだうまく機能していないようにも見える。FC東京戦のあと、GKの飯倉大樹は『個人の能力に頼っても試合に勝てない。もっと連携を増やしていく必要がある。』と振り返った。
直近の試合ではイニエスタ、菊池流帆、酒井高徳らがゴールを決めている。今節はリンコン、前川薫也、小田裕太郎、そして代表の大迫勇也が欠場見込みとなっている。
注目選手はやはりアンドレス・イニエスタだ。試合の流れを変えるサイドチェンジや意表をつくドリブルなど、チームの勢いをつける重要な役目を担う。また、成長目覚ましいセンターバックの菊池にも期待がかかる。
サンフレッチェ広島vs ヴィッセル神戸の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全46試合)
サンフレッチェ広島 24勝
ヴィッセル神戸 11勝
ドロー 11回
サンフレッチェ広島のホーム戦
サンフレッチェ広島 14勝
ヴィッセル神戸 3勝
ドロー 5回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーのサンフレッチェ広島vs ヴィッセル神戸の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | サンフレッチェ広島@2.34倍 ドロー @3.30倍 ヴィッセル神戸@3.05倍 (9月3日9:00時点) |
予想 | ドロー |
ブックメーカーの勝敗予想オッズは、ホームのサンフレッチェ広島が2.34倍、ドローは3.30倍、アウェイのヴィッセル神戸は3.05倍で、ややホーム寄りの評価だ。
サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸の戦術や展開考察
最後に両チームの戦術や試合展開を考察する。広島は今季3-4-2-1の布陣がもっとも多く、得点も一番多い。神戸は今季4-4-2の布陣を採用して一番成績を残している。今節も両チーム共にこのフォーメーションで臨むと予想される。戦術的には、サイドを中心に主導権争いをしていく展開となるだろう。広島の右サイドは柏好文とエセキエルが中心で、一方の神戸の右サイドは酒井高徳と郷家友太が連携する。彼らがどれだけチャンスを作れるか注目だ。