J1第26説では2位の横浜Fマリノスと3位のサガン鳥栖の上位対決が行われる。横浜と鳥栖の勝ち点差は15。ホームで迎える鳥栖はなんとかその差を埋めていきたいところだ。一方、敵地で臨む2位の横浜と首位の川崎の差は4。追いつくために勝ち点3を狙う。
サガン鳥栖vs横浜Fマリノスの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第26節 |
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試合 | サガン鳥栖vs横浜Fマリノス |
会場 | 駅前不動産スタジアム |
日時 | 8月25日(水)19:00 |
サガン鳥栖のチーム状況
鳥栖は今季25試合で12勝分5敗の3位。前節は柏レイソルと対戦し、3対1で競り勝った。ホーム戦は、リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯含めて9試合負けていない。今季の鳥栖はここまで計35ゴール挙げていて、この数字はリーグ戦で5番目に位置する。失点は18で、川崎の16に次いで2番目の少なさだ。
鳥栖はショートパスを主体として相手陣内でプレッシャーをかけていく。35ゴールのうち、ショートパスとこぼれ球からの割合が50%を超える。横浜は今季21失点していて、そのうちの30%にあたる7失点がセットプレーからだ。ゴール前での積極的な仕掛けからファールを誘い、フリーキックを獲得すれば鳥栖にとっては大きなチャンスになりそうだ。
注目は、得点感覚に優れたエースの山下敬大や、身体能力が高い酒井宣福だ。酒井はヴィッセル神戸の酒井高徳の弟だ。守備では中野嘉大や、今夏鹿島アントラーズから移籍してきた小泉慶らに期待がかかる。
横浜Fマリノスのチーム状況
横浜は今季25試合で18勝5分2敗の2位につけている。首位の川崎フロンターレとは勝ち点はわずか4点で、十分に逆転可能な範囲であるため取りこぼしは許されない。前節はベガルタ仙台に5-0、前々節は大分トリニータ相手に5-1で、2試合連続で圧勝している。加えて、リーグ戦は12試合無敗、カップ戦を含めても9試合負けていない。
横浜は今季両ワイドがストロングポイントで、前田やエウベルが積極的な仕掛けから何度もゴールに迫っている。前田は大分戦ではハットトリックも記録した。大分戦で2ゴール、仙台戦でハットトリックのレオ・セアラも絶好調だ。
サガン鳥栖vs横浜Fマリノスの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全21試合)
サガン鳥栖 6勝
横浜Fマリノス 12勝
ドロー 3回
サガン鳥栖のホーム戦
サガン鳥栖 4勝
横浜Fマリノス 5勝
ドロー 1回
(リーグ・カップ戦含む)
ブックメーカーのサガン鳥栖vs横浜Fマリノスの勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | サガン鳥栖@4.10倍 ドロー @3.90倍 横浜Fマリノス@1.79倍 |
予想 | 横浜Fマリノス |
ブックメーカーのオッズをみると、ホームのサガン鳥栖が4.1倍、ドローが3.9倍、アウェイの横浜Fマリノスが1.79倍で、アウェイの横浜の評価が高い。今季のここまでの統計データでは、攻撃回数、パス、シュート、クロス、ドリブルなどの数値で横浜が相手を上回っている。チャンス構築率は全チーム中1位だ。反対に守備は鳥栖のほうが固い。
鳥栖がホームで無敗継続中とはいえ、横浜の攻撃に90分耐えられるとは考えにくい。鳥栖は今季アウェイで横浜に0-2で完敗している。この試合も横浜が優位な展開で進むのではないだろうか。
(オッズはスポーツベットアイオーの8月23日20:00時点)