今節の注目チームは、リーグ戦、ルヴァン杯、ACLあわせて11試合負けなしの名古屋グランパス。絶好調の状態で大分トリニータをホームで迎え撃つ。
名古屋グランパスvs大分トリニータの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第30節 |
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試合 | 名古屋グランパスvs大分トリニータ |
会場 | 豊田スタジアム |
日時 | 9月26日(日)16:00 |
名古屋グランパスのチーム状況
ホームの名古屋は今季30試合で16勝6分8敗の3位。直近の試合を振り返ると、ルヴァン杯準々決勝は鹿島に2試合トータル4対0で快勝し、準決勝に進出。10月6日にはFC東京と決勝戦進出をかけて試合がおこなわれる。ACLでは大邱FCに4対2で競り勝ち、10月17日に準々決勝で浦項スティーラーズ戦を控えている。リーグ戦は前々節に2位の横浜に2対1で競り勝ち、前節ではFC東京に対1で引き分けた。
名古屋の得点源はヤクブ・シュヴィルツォクだ。ヤクブはここまでカップ戦や上位対決など大事な試合ですべて結果を出してきた。今や絶対的ストライカーとして名古屋を牽引している。他には、ミドルシュートを得意とする日本代表選手の稲垣祥と、アタッカーのマテウスだ。稲垣とマテウスは現在7ゴールずつ挙げている。一方、今節は丸山祐市が怪我のため欠場見込みとなっている。
大分トリニータのチーム状況
アウェイの大分は今季29試合終えて5勝6分18敗の19位。J2降格の恐れがあり、なんとしても勝ち点が欲しい状況だ。直近の試合は2戦負けなし(湘南に2対0で勝利/鳥栖に0対0で引分)と調子を上げつつある。
大分の主な得点者は町田也真人(5得点)と、長沢駿(4得点)の2人。しかし、町田は6戦無得点とゴールから遠ざかっている。また、長沢は13戦無得点でしばらく結果が出ていない状況だ。直近の得点者は、湘南戦で決めた伊佐耕平。伊佐はリーグ通算2ゴール目を挙げた。今節の欠場者はなしということで、ベストメンバーで挑むと予想される。
名古屋グランパスvs大分トリニータの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全30試合)
名古屋グランパス 13勝
大分トリニータ 7勝
ドロー 10回
名古屋グランパスのホーム戦
名古屋グランパス 6勝
大分トリニータ 3勝
ドロー 6回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーの名古屋グランパスvs大分トリニータの勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 名古屋グランパス@1.58倍 ドロー @3.85倍 大分トリニータ@6.00倍 (9月23日19:00時点) |
予想 | 名古屋グランパス |
ブックメーカーの勝敗予想オッズはホームの名古屋グランパスが1.58倍、ドローは3.85倍、アウェイの大分トリニータが6.00倍で、名古屋の見込みが大きい。
名古屋グランパスvs大分トリニータの戦術や展開考察
名古屋は4-2-3-1の布陣を中心にこれまで戦ってきた。今節もヤクブをワントップに配置されると予想される。攻撃の起点は左サイドの相馬勇紀や右サイドのマテウス。彼らを中心に、サイド攻撃を仕掛けていくと予想される。しかし、前節のFC東京戦から中4日となるため、選手の入れ替えも考えられる。そうなると、相馬の代わりに森下龍也を先発させる可能性もある。また、今節もワントップにヤクブが入るか気になるところだ。中盤は、チームをコントロールする稲垣や長澤に、前田らの動きに注目したい。
一方の大分は3-4-2-1の布陣がベースだ。前節のサガン鳥栖戦同様に、強豪相手に攻めの姿勢を崩さなければ、ポジティブな結果も見えてくるかもしれない。大分は特に左サイドの香川勇気や渡邊新太を中心に攻撃を展開する。名古屋のマテウスに対して大分の香川、渡邊がどこまで粘り強く戦えるかのがポイントになりそうだ。