今節はリーグ5連勝中の1位の川崎フロンターレと、9位のFC東京の試合に注目したい。シーズン終盤に差しかかり、川崎はさらに勝ち点を積み上げて優勝に近づけるか。
川崎フロンターレvsFC東京の試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第31節 |
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試合 | 川崎フロンターレvs FC東京 |
会場 | 等々力陸上競技場 |
日時 | 10月2日(土)17:00 |
川崎フロンターレのチーム状況
ホームの川崎は今季31試合終えて24勝6分1敗の1位だ。直近のリーグ戦は5連勝で勢いに乗っている。夏以降、三笘や田中の移籍でしばらく低迷し、一時は2位の横浜に勝ち点1差まで迫られた。しかし、気がつけば12点差まで突き放している。
前線ではレアンドロダミアンの調子が良く、前節の神戸戦で今季15点目のゴールを決めて得点ランク1位に並んだ。(古橋、前田と並ぶ)通算ゴール数は小林悠が10点、家長昭博が7点。さらに、徳島戦で2点、湘南戦で1点獲ってベストイレブンに2回選出された知念慶も調子が良い。なお、今節は大島僚太が怪我の影響により欠場見込みとなっている。
FC東京のチーム状況
対するFC東京は今季31試合で13勝7分11敗の9位。直近の試合をみると、9/18には横浜FCに4対0で圧勝した。続く名古屋戦は1対1の引き分け、そして前節は浦和に1対2で敗れた。8月以降勝ち負けを繰り返しており、やや安定感に欠けている。
得点者はアダイウトン、田川亨介、レアンドロ、ディエゴオリベイラだ。ただ、今節はレアンドロが欠場となる。前節の名古屋戦で故意的に肘打ちをしたため、5試合の出場停止処分となった。また、林彰洋、中村帆高、内田宅哉、バングーナガンデ佳史扶、小川諒也らは怪我のため欠場見込みとなっている。
川崎フロンターレvs FC東京の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全41試合)
川崎フロンターレ 20勝
FC東京 12勝
ドロー 9回
川崎フロンターレのホーム戦
川崎フロンターレ 8勝
FC東京 5勝
ドロー 7回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーの川崎フロンターレvs FC東京の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 川崎フロンターレ@1.47倍 ドロー @4.60倍 FC東京@6.20倍 (9月30日8:00時点) |
予想 | 川崎フロンターレ |
ブックメーカーの勝敗予想オッズは、ホームの川崎フロンターレが1.47倍、ドローは4.60倍、アウェイのFC東京は6.20倍で、圧倒的に川崎の評価が高い。
川崎フロンターレvsFC東京の戦術や展開考察
川崎の予想布陣は4-1-2-3。左に天城天やマルシーニョ、右に家長、中央にレアンドロダミアンを配し、左右・中央のどこからでも攻撃を仕掛けられる。特に、前節の神戸戦では左サイドのマルシーニョが緩急のあるドリブル突破から何度もチャンスを作った。その結果、ペナルティーエリア内で菊池流帆に倒されてPKを獲得し、ゴールにつながっている。右サイドは家長や、サイドバックの山根視来が起点となる。山根は現在チーム最多の10アシストの記録を残している。
FC東京は今季は4-2-3-1をベースに戦ってきた。特に、左サイドからの攻撃が強みだが、レアンドロ不在が気になるところだ。前節先制点を挙げた田川や、ロングパスでアシストした森重真人らは注目どころか。
1試合あたりの攻撃回数、パス、クロス、ドリブルなど各種スタッツにおいても川崎が東京を上回る。東京が先制点を決めれば面白くなりそうだが、ほとんどの時間で川崎優位で試合が進むと予想される。