J1第31節からは、4位のヴィッセル神戸と5位の浦和レッズにも注目だ。来季のACL出場権獲得を目指し、上位の2チームがノエビアスタジアム神戸で対峙する。
ヴィッセル神戸vs浦和レッズの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第31節 |
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試合 | ヴィッセル神戸vs 浦和レッズ |
会場 | ノエビアスタジアム神戸 |
日時 | 10月2日(土)15:00 |
ヴィッセル神戸のチーム状況
ホームの神戸は今季30試合終えて15勝9分6敗の4位につけている。9月5日〜24日までの3試合は2勝1分(広島に1対1で引き分け/札幌に1対0で勝利/清水に2対0で勝利)の無敗だったが、前節は1位の川崎に1対3で敗戦した。
神戸は武藤嘉紀が2試合連続ゴール中で、菊池流帆は通算5得点、同じくドウグラスも5点挙げている。今節の欠場見込み選手は小田裕太郎、山口蛍となっている。
アンカーとしてこれまでチームの中核を担う山口の欠場は影響が大きい。センターバックの大崎玲央も、川崎戦で足を痛め途中交代をした。中2日で挑むこの浦和戦は微妙なところだ。
浦和レッズのチーム状況
対する浦和は、今季30試合で16勝6分8敗の5位。直近は、天皇杯、ルヴァンカップ、リーグ戦を含め10戦負けなしの好調だ。リーグは3連勝(横浜FCに2対0/セレッソ大阪に2対0/FC東京に2対1)しており、勢いがある。
この好調を支える得点源の一人は江坂任。現在2戦連続ゴール中だ。他には、汰木康也が28節、29節に連続ゴールを挙げている。
今節は、山中亮輔が怪我により欠場。さらに槙野智章が声帯ポリープの手術を27日に行い、翌日には練習参加しているが欠場の可能性もある。
ヴィッセル神戸vs浦和レッズの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全54試合)
ヴィッセル神戸 16勝
浦和レッズ 31勝
ドロー 7回
ヴィッセル神戸のホーム戦
ヴィッセル神戸 10勝
浦和レッズ 15勝
ドロー 2回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーのヴィッセル神戸vs浦和レッズの勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | ヴィッセル神戸@2.46倍 ドロー @3.30倍 浦和レッズ@2.82倍 (10月1日8:00時点) |
予想 | 浦和レッズ |
ブックメーカーの勝敗予想オッズを見てみよう。ホームのヴィッセル神戸は2.46倍、ドローは3.30倍、アウェイの浦和レッズは2.82倍となっている。ややホームの神戸に寄っているが、果たしてどうか。
ヴィッセル神戸vs浦和レッズの戦術や展開考察
神戸は4-2-3-1や4-4-2を使い分けて戦ってきた。今夏に移籍してきた武藤や大迫勇也がアシストやゴールなどの結果を出しつつある。ボージャン・クルキッチがコンディションを上げてイニエスタと再び共演するならば、面白い展開も見られるだろう。
攻撃陣はタレントが揃っているが、山口の欠場、大崎の怪我など守備には不安が残る。セルジ・サンペールも万全とは言い難い。
一方の浦和は、今季4-2-3-1がベースだ。前線にはユンカーや江坂がワントップでターゲット役、両サイドの汰木や関根が起点となり、小泉は縦横無尽に駆け回ってパス供給するなど、選手が各々の役割を理解した上で的確に動いて結果を出している。チームとして非常に仕上がった状態と言える。
状態を踏まえるとアウェイの浦和に分があるのではないだろうか。