J1第36節からは、セレッソ大阪と川崎フロンターレの試合にも注目したい。セレッソはフロンターレに直近3連敗しているが、それ以前はホーム戦で4連勝している。すでに今季王者となり、また日本代表に帯同したメンバーもいる川崎を沈めることができるか。
セレッソ大阪vs川崎フロンターレの試合情報
概要 | 明治安田生命J1リーグ第36節 |
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試合 | セレッソ大阪vs川崎フロンターレ |
会場 | ヨドコウ桜スタジアム |
日時 | 11月20日(土)14:00 |
セレッソ大阪のチーム状況
ホームで迎えるC大阪は今季35試合で12勝9分14敗の11位。直近の試合を振り返ると、まず10月27日の天皇杯で名古屋に3-0で勝って準決勝に進出。しかし今度はルヴァンカップ決勝で同じく名古屋に0-2でリベンジされ、タイトルを逃した。その後徳島ヴォルティスに1-0で勝ち、前節は柏に0-1で敗戦。やや安定に欠いている。代表ウィークの2週間のブランクでリフレッシュし、リーグ3試合と天皇杯に臨む。
大阪の得点源は加藤陸次樹(7点)、大久保嘉人・坂元達裕(6点)ら。加藤は横浜戦、徳島戦では2試合連続ゴールを挙げており今節でも期待がかかる。欠場見込み選手は小池、アダム・タガート、奥埜となっている。
川崎フロンターレのチーム状況
一方の川崎は34節の浦和戦で優勝を決めたあと、次のサガン鳥栖との試合は1対3で落とした。集中力の欠如や守備の強度不足が見てとれた試合で、優勝後の緩みがあったのかもしれない。今節は、日本代表帰りの選手を休ませるためにもメンバーの大幅な入れ替えが予想される。12月12日に天皇杯準決勝の大分戦を控えているため、リーグの残り3試合をどう捉えて戦うのかも注目だ。今節の欠場者はジェジエウのみとなっている。
セレッソ大阪vs川崎フロンターレの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全33試合)
セレッソ大阪 12勝
川崎フロンターレ 13勝
ドロー 8回
セレッソ大阪のホーム戦
セレッソ大阪 6勝
川崎フロンターレ 5勝
ドロー 6回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーのセレッソ大阪vs 川崎フロンターレの勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | セレッソ大阪@3.80倍 ドロー @3.65倍 川崎フロンターレ@1.91倍 (11月18日13:00時点) |
予想 | ドロー |
ブックメーカーの勝敗予想オッズは、ホームのセレッソ大阪が3.80倍、ドローは3.65倍、アウェイの川崎フロンターレは1.91倍となっている。
セレッソ大阪vs川崎フロンターレの戦術や展開考察
大阪は今季4-4-2をベースに戦ってきた。注目は2トップの組み合わせだ。大久保(15試合)、豊川(16試合)、加藤(5試合)のうち誰が起用されるか。大久保は3月3日の対戦では古巣に2ゴール決めている。(試合は3-2で川崎が勝利)2列目の乾、清武、坂元ら日本を代表の面々も相手には脅威となるだろう。川崎は前節の鳥栖戦で右サイドを再三突破されており、加藤、坂元らの仕掛け、原川からのクロスボールはチャンスになるかもしれない。
一方の川崎は4-1-4-1や4-3-3を中心に戦ってきた。前節の試合展開を見ると、優勝後の余裕なのか油断と守備の甘さから3失点しており、意識改革が求められるだろう。鳥栖戦から約2週間でどれだけ改善できたのか気になるところだ。
スタッツ面では川崎がC大阪を圧倒している。直接対戦は川崎が3連勝中だ。しかし、2019年以前はC大阪の方が勝ち越している。また、このカードは得点が入りやすく、2013年に0-0で引き分けて以来、15試合は2点以上動いている。