J1第6節は、前節FC東京に競り負けた湘南ベルマーレと、3連勝で波に乗るセレッソ大阪にも注目したい。
湘南ベルマーレvsセレッソ大阪の注目選手や過去戦績
概要 | 明治安田生命J1リーグ第6節 |
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試合 | 湘南ベルマーレvsセレッソ大阪 |
会場 | レモンガススタジアム平塚 |
日時 | 3月21日(日)15:00 |
ホームのベルマーレは、前節1ゴール1アシストの活躍をみせた山田直樹や、大橋祐樹、高橋諒らに期待がかかる。山田のゴールの起点となったのは大橋のドリブル突破だった。細かいステップからのボディーフェイントで東京ゴールに迫り、先制点をお膳立てした。2得点目はペナルティーエリア付近で高橋がボールを落とし、石原が山田へスルーパスを供給、山田がゴール前にグランダーのボールを出して最後は高橋がゴールを決めた。この一連の流れは3人の可能性を感じさせる。ただ、攻撃陣が2得点を挙げたことは良かったが、失点シーンでは課題が残る。1点目は、キーパーのはじき方が甘かったことが失点に繋がった。2得点目はゴール前に5人、6人もいるのにも関わらず、クロス1本でディエゴオリベイラに簡単にゴールを許してしまった。3点目はクロスの折り返しを渡辺にヘディングシュートで決められ逆転を許すなど、守備が安定しているとは言い難い。
一方のセレッソは、前節の大分戦では後半の試合終了間際に坂元の強烈なミドルシュートで勝利を掴んだ。彼は翌週に控える日韓戦・モンゴル戦のメンバーとして日本代表に初選出された。細かな技術やキレのあるドリブルなどが評価されての選出されたのだろう。合流前のベルマーレ戦でも活躍なるか注目だ。そして、得点王争い中のベテラン大久保嘉人はさらなるゴールの積み上げなるか。
両チームによる2018年~昨シーズンまでのJ1、ルヴァンカップ、天皇杯を含めた全対戦成績(8試合)を振り返ってみると、セレッソが5勝2分1敗と大きく勝ち越していることがわかった。ベルマーレは直近2年間のリーグ戦はセレッソに4連敗中で、しかも1ゴールも奪えていない。今節はその負の連鎖を止めるためにも、何としてもホームで勝利を掴みたいところだ。
湘南ベルマーレvsセレッソ大阪勝敗予想オッズ
(3月19日17:00時点)
では、ここでブックメーカーのオッズをみてみよう。ホームのベルマーレが4.20倍、ドローが3.50倍、セレッソが1.91倍と、やはりアウェイのセレッソの方が評価が高い。この数字から判断すると、セレッソのリーグ4連勝と対ベルマーレ戦5連勝の可能性が伺える。
フォーメーションもチームスタイルも違う両チームがどう戦うのか。ベルマーレは数的優位を作り人数をかけて得点に繋げる。今季ここまでのセレッソも決して守備が固いわけではないため、前線の連動が機能すれば勝てる見込みも十分にある。セレッソは坂元のサイドからの打開、ベルマーレは大橋の中央突破が見どころとなりそうだ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 湘南ベルマーレ @4.20倍 ドロー @3.50倍 セレッソ大阪 @1.91倍 |
予想 | セレッソ大阪 |