J1第7節は無敗で首位を走る川崎フロンターレとリーグ戦2連敗中の11位大分トリニータにも注目だ。ここまでゴール総得点が19点と攻撃力の高さをみせるフロンターレは今節も勝利を収めることが出来るか。
川崎フロンターレvs大分トリニータの注目選手や過去戦績
概要 | 明治安田生命J1リーグ第7節 |
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試合 | 川崎フロンターレVS大分トリニータ |
会場 | 等々力陸上競技場 |
日時 | 4月3日(土)19:00 |
フロンターレは、現在6得点でリーグトップのレアンドロ・ダミアンを中心にゴールへ迫る。今季相手から奪った19得点のうち10得点はクロスからで、サイドが起点となっている。今節も山根、旗手ら両翼はチームの攻撃を支えるだろう。統計データによると、攻撃、シュート、パス回数に加えてボール奪取率も1位であり、奪って即攻撃に繋げていることが読み取れる。失点はクロスやセットプレー・こぼれ球で、サイドから攻めている分、ボールロストからカウンターで逆にサイドを崩され失点という懸念は拭えない。ただ失点数はわずか4点で、守備も十分に安定しているようだ。やはり攻守ともに堅い。
一方のトリニータは、直近の試合でクロスからゴールを決めた長沢駿に注目したい。192cmの長身はクロスやセットプレーで大いに武器となる。今シーズンのトリニータは通算1勝2敗2分け、5得点に対し失点数が7点と守備にやや問題を抱えている。アウェイでのゲームでは1勝1敗だ。7失点中4点がクロスやこぼれ球からでの失点となっており、フロンターレが得意としているサイドからのクロスによる攻撃には特に注意が必要となるだろう。
両チームの2019年~昨シーズンまでの直接対戦全4試合では、フロンターレが3勝1敗と勝ち越している。フロンターレの3勝のうち2勝はホームで、今節も等々力ということでフロンターレが一層有利だ。しかし直前回はトリニータがホームで1-0で勝利を納めた。ここでフロンターレが勝てば優勝が決まる試合だったが、トリニータは阻止している。今回、王者相手に2連勝かつ今季初黒星をつけられるか。
さらに今シーズンの平均の運動量を比較してみると、フロンターレが117kmでトリニータが124kmと、運動量ではトリニータが上回っている。既述のとおりフロンターレはサイドを中心に攻め、反対にトリニータは中央を攻める割合が多い。よって、今節は両チームのどちらが上手くボールを支配できるか、戦術の噛み合わせも見どころとなりそうだ。
ブックメーカーによる川崎フロンターレvs大分トリニータの勝敗予想オッズ
(4月1日17:30時点)
ここでブックメーカーのオッズをみてみよう。スポーツベットアイオーでは、ホームの川崎が1.23倍、ドローが6.40倍、アウェイの大分トリニータが12倍で、圧倒的にフロンターレ寄りだ。
トリニータがこの前評判を覆して勝つためには、フロンターレのサイドからの攻撃をいかに止めてカウンターで一気に攻め上がれるかにかかっている。当然リスクも大きいため、前節の浦和レッズのように大量失点の可能性も否定できない。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 川崎フロンターレ @1.23倍 ドロー @6.40倍 大分トリニータ @12倍 |
予想 | 川崎フロンターレ |