J2第33節からは、9戦無敗で1位を走るジュビロ磐田、3戦未勝利で20位降格圏のギラヴァンツ北九州の試合にも注目したい。
ジュビロ磐田vsギラヴァンツ北九州の試合情報
概要 | 明治安田生命J2リーグ第33節 |
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試合 | ジュビロ磐田vsギラヴァンツ北九州 |
会場 | ヤマハスタジアム |
日時 | 10月9日(土)15:00 |
ジュビロ磐田のチーム状況
ホームの磐田は今季32試合終えて21勝6分5敗の1位。直近の試合を振り返ると、9月25日の31節FC琉球戦に2対0で勝利し、続く前節はFC町田ゼルビアに2対1で競り勝って2連勝をおさめた。これで、8月9日の甲府戦の引き分けからリーグ戦9試合、天皇杯を含めて10試合負けなしの好調を維持している。
磐田の主なスコアラーは、今季19点でJ2得点ランキング1位のルキアン・アラウージョ、2試合連続ゴール中のL.A.デ.アルメイダ、今季7点ゴール挙げている山田大記ら3名。また、直近の琉球戦で今季4ゴール目を決めた鈴木雄斗は、前回の北九州戦で2ゴール決めて勝利に貢献しているため、この試合でも活躍が期待される。一方、今節は吉永真優、森岡陸らが欠場見込みだ。
ギラヴァンツ北九州のチーム状況
対する北九州は今季32試合で6勝12分14敗、勝ち点30の20位。直近の試合はブラウブリッツ秋田に1対1の引き分け、松本山雅FCに1対2で惜敗、前節はザスパクサツ群馬に2対2で引き分けた。これで直近3試合勝利から遠ざかっている。21位の相模原、22位の愛媛が29ポイント、上は14位の大宮が33ポイントで、下位争いは大混戦の状態。まだまだ残留の可能性は十分に残されている。1位のジュビロ相手で厳しい展開が予想されるが、なんとか勝ち点1位以上を奪いたい。
注目は、チーム最多ゴールを挙げている高橋大悟。他には、富山貴光や佐藤亮らもチームの得点源だ。一方、本村武揚、加藤有輝、井澤春輝、椿直起、六平光成の5選手が欠場の見込みとなっている。
ジュビロ磐田vsギラヴァンツ北九州の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全7試合)
ジュビロ磐田 5勝
ギラヴァンツ北九州 2勝
ドロー 0回
ジュビロ磐田のホーム戦
ジュビロ磐田 3勝
ギラヴァンツ北九州 0勝
ドロー 0回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーのジュビロ磐田vsギラヴァンツ北九州の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | ジュビロ磐田@1.34倍 ドロー @4.70倍 ギラヴァンツ北九州@7.80倍 (10月7日14:00時点) |
予想 | ジュビロ磐田 |
ブックメーカーの勝敗予想オッズでは、ホームのジュビロ磐田が1.34倍、ドローは4.70倍、アウェイのギラヴァンツ北九州が7.80倍で、圧倒的に磐田の評価が高い。
ジュビロ磐田vsギラヴァンツ北九州の戦術や展開考察
今季の磐田は3-4-2-1の布陣でこれまで20勝している。得点率も高く、これまで通算56ゴール挙げている。磐田の攻撃はサイドを起点とし、特に左サイドの松本昌也を中心に攻め上がる。実際、松本は今季6アシストの結果を残している。チームをコントロールするのは元日本代表の遠藤保仁だ。遠藤は今季24試合に出場して、3ゴール4アシストしている。前節は遠藤のパスからルキアンが決めており、今節も二人のホットラインから目を離せない。
一方の北九州は今季は4-4-2を採用しているが、思うような結果が出ていない。総得点21に対して失点は32。失点はセットプレーが15失点、クロスから13失点と、サイドからの攻撃に弱さが見られる。今節は磐田の左サイドの松本をいかに封じるか、右サイドハーフの高橋や右サイドバックの生駒、野口らの働きは見どころとなりそうだ。