J2第39節からはまず8位のFC琉球と9位のジェフユナイテッド千葉に注目したい。監督交代でやや復調してきた琉球が、直近9試合無敗で調子が良いジェフ千葉を迎え撃つ。
FC琉球vsジェフユナイデッド市原・千葉の試合情報
概要 | 明治安田生命J2リーグ第39節 |
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試合 | FC琉球vsジェフユナイデッド市原・千葉 |
会場 | タピック県総ひやごんスタジアム |
日時 | 11月13日(土)16:00 |
FC琉球のチーム状況
ホームで迎える琉球はここまで38試合終えて17勝8分13敗の8位につけている。開幕当初は5連勝してスタートダッシュに成功したが、9月以降は4連敗含む7戦未勝利で急ブレーキ。絶不調に追い入り、この成績不振から10月18日に樋口靖洋監督を解任。代わりに喜名哲裕(ヘッドコーチ)が指揮を務めている。その後の4試合は2勝1分1敗でやや復調してきた。
直近の3試合は、町田に0対0、山口相手に0対2と無得点のまま敗戦。前節は金沢に2対1で勝って2戦ぶりの勝ち点3を手にした。琉球の得点源は清武攻暉(7点)、池田廉(6点)、清水慎太郎(6点)、阿部拓馬(6点)ら。前節は風間兄弟が躍動。弟の風間宏矢が21分に先制ゴールを決め、兄の風間宏希が54分に決勝ゴールを挙げた。今節も2人のプレーは見どころだ。一方、田中、知念は欠場の見込みとなっている。
ジェフユナイデッド市原・千葉のチーム状況
対するジェフ千葉は今季38試合で15勝13分10敗の9位。直近の試合は栃木に1対0の勝利、前節は水戸に2対2で引き分けた。9月11日の磐田戦(1対3で負け)以降は9戦無敗(6勝3分)で非常に調子が良い。ここで琉球に勝てば順位は入れ替わるため、モチベーションも高そうだ。
得点源は見木友哉(10点)、船山貴之(8点)ら。今節は欠場見込みがいないため、ベストメンバーと予想で臨むと予想される。。
FC琉球vsジェフユナイデッド市原・千葉の過去の対戦戦績
通算対戦成績(全5試合)
FC琉球 1勝
ジェフユナイデッド市原・千葉 4勝
ドロー 0回
FC琉球のホーム戦
FC琉球 0勝
ジェフユナイデッド市原・千葉 2勝
ドロー 0回
(リーグ戦・カップ戦合計)
ブックメーカーのFC琉球vsジェフユナイデッド市原・千葉の勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | FC琉球@3.00倍 ドロー @3.05倍 ジェフユナイデッド市原・千葉@2.32倍 (11月11日12:30時点) |
予想 | 琉球 |
ブックメーカーの勝敗予想オッズを見ると、ホームのFC琉球は3.00倍、ドローは3.05倍、アウェイのジェフユナイデッド千葉は2.32倍となっている。
FC琉球vsジェフユナイデッド市原・千葉の戦術や展開考察
最後に両チームのフォーメーションをみていこう。この試合、琉球は4-2-3-1、千葉は3-4-2-1で臨むとみられる。琉球は前線の阿部を中心に、中央から攻撃を展開することが多いが、左サイドの清武や風間もストロングポイントだ。千葉もまた、両サイドをうまく使って展開する。前節の金沢戦は右サイドから攻撃を仕掛けクロスにあわせた見木がゴール。さらに、左サイドからのクロスを櫻川ソロモンがヘディングシュートで決めて追加点を奪っている。両チームともにサイドからの仕掛けに強みを持っているが、反対に失点もクロスやセットプレーからが飛び抜けて多い。そのため、この試合は特にサイドの攻防が見どころになりそうだ。