3月27日のルヴァンカップ2021第2節では、初戦はドローの浦和レッズと敗戦した柏レイソルが白星獲得を目指して激突する。互いに無得点で終えた反省を活かし、今節では何としてもゴールを決めて勝利を掴みたいところだ。
ルヴァンカップ「浦和レッズvs柏レイソル」試合情報
概要 | YBCルヴァンカップ2021第2節 |
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試合 | 浦和レッズvs柏レイソル |
会場 | 埼玉スタジアム2002 |
日時 | 3月27日(土)15:00 |
ホームで迎える浦和レッズは、日本代表に召集された西川周作の代わりに、この試合は前節の湘南ベルマーレ戦を無失点で凌いだ鈴木彩艶が再び起用されると予想される。浦和のトップチームのGK最年少記録を塗り替えた18歳の鈴木は、ベルマーレ戦は安定したセービングやキャッチングで攻撃に対処した。この試合でもアピールして次に繋げたいところだ。他にも、11番を背負う俊足の田中達也や、伊藤敦樹、藤原優大と若手の活躍に期待がかかる。レッズにとってルヴァンカップは若手に経験を積ませる大きな場となっており、フレッシュな選手の躍動も試合の見どころの一つと言えるだろう。だが、チームの状態は決して良いとは言えず、3試合ノーゴールが続いている。さらに、直前のJ1リーグ第6節では川崎フロンターレに0-5という大敗をしているため、心の切り替えが上手く出来ていないとこの試合もあっさり落としかねない。
一方のアウェイのレイソルも日本代表に初招集された江坂任が不在のため、この穴をどう埋めるのかがポイントとなる。横浜FCとの開幕戦では何度も決定機を作るもゴールにつながらず、反対にPKを与えて敗戦した。今季はリーグ戦でも6試合1勝5敗、得点もわずか3点と前線のパフォーマンスが低調で、昨シーズン得点王のオルンガの移籍によってストライカー不足という課題が浮き彫りとなっている。守備面でも、ゴール前には選手がいるが簡単に抜かれるシーンが散見され、上手いドリブラーやゴールに向かってくる選手に対応しきれていない。個々の対応も組織的な動きにおいても一層の我慢強さや忍耐強さが求められるだろう。
両チームによる2017年~昨シーズンまでのJ1リーグ、ルヴァンカップ、天皇杯を含めた全対戦成績を振り返ると、レイソルが4勝1敗1分けと勝ち越している。しかしチームの状態がまるで異なるため、この成績はあまり参考にはならないと思われる。
ブックメーカーによる浦和レッズvs柏レイソルの勝敗予想オッズ
(3月27日03:00時点)
ブックメーカーのオッズをみると、ホームのが浦和レッズが2.70倍、ドローが3.40倍、柏レイソルが2.55倍で、柏の方に分があると評価されているようだ。どちらも得点力不足で低調気味だが、若手主体の浦和に対して柏の方がまだ見込みがあると考えられているのかもしれない。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | 浦和レッズ @2.70倍 ドロー @3.40倍 柏レイソル @2.55倍 |
予想 | 柏レイソル |