ルヴァンカップ2021第4節、グループDの注目カードは首位の横浜Fマリノスと3位のベガルタ仙台の対戦だ。今季の横浜はJリーグもルヴァンカップも好調で、開幕節以降無敗を維持している。反対に仙台はJリーグでは10試合でいまだ未勝利、ルヴァンカップでも1勝のみ。スタートにつまづき未だ調子を掴めていない。対照的な両チームが今節どんなサッカーをするのか、非常に楽しみな一戦だ。
ベガルタ仙台vs横浜Fマリノスの試合情報
概要 | JリーグYBCルヴァンカップ第4節 |
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試合 | ベガルタvs横浜Fマリノス |
会場 | ユアテックスタジアム仙台 |
日時 | 4月28日(水)18:00 |
ベガルタ仙台のチーム状況
ホームの仙台は今季Jリーグでは10戦中3分7敗の19位。ルヴァンカップも1勝2敗で4チーム中3位と低迷中だ。直近のJリーグの試合は5戦中3敗2分。4月21日のルヴァンカップの広島戦でようやく今季1勝目を挙げた。
仙台の今節の注目選手は、カップ戦3戦フル出場中のディフェンスのシマオ・マテ。広島戦では気迫あふれるプレーで勝利に貢献した。前線は、同試合で決勝ゴールを挙げたMFの加藤千尋に期待だ。今季JリーグのデータによるとMFの上原力也の1試合平均パス回数がチーム最多で、攻守における要となっている。
仙台はルヴァンカップではマリノス戦も清水戦も0-1で惜敗しているが、一方でJリーグでは23失点の大量失点を喫している。多くはサイドを起点とされクロスからの失点であり、今回の相手であるマリノスはクロスからの得点を得意とする。そのためサイド攻撃には特に警戒が必要だ。仙台の得点パターンはセットプレーからがもっとも多い。
横浜Fマリノスのチーム状況
マリノスは今季Jリーグでは10戦中6勝3分1敗の4位で、好調を維持している。ルヴァンカップも3戦2勝1分のグループ1位だ。横浜の直近の試合を振り返ると、リーグ戦第10節は札幌に3対1、11節は地元のライバル横浜FCを5対0で沈めた。
このルヴァンカップ予選リーグ第4節での注目選手はオナイウ阿道だ。オナイウはルヴァンカップでは3戦3ゴールと現在得点王となっており、Jリーグでも5試合に出場し5ゴール挙げるなど非常に好調だ。マリノスの得点は既述のとおりサイドを起点にクロスからの得点が多い。特に中川輝人が一番クロスボールの供給が多く、今節も期待される。守備では、3戦3試合フル出場で勝利に貢献している伊藤槇人にも注目だ。マリノスのなかで伊藤だけがルヴァンカップではフル出場している。
ベガルタ仙台vs横浜Fマリノスの過去の対戦戦績
通算対戦成績(全34試合)
ベガルタ仙台 9勝
横浜Fマリノス 14勝
ドロー 11回
ベガルタ仙台のホーム戦
ベガルタ仙台 3勝
横浜Fマリノス 9勝
ドロー 6回
(Jリーグ・ルヴァンカップ含む)
ブックメーカーのベガルタ仙台vs横浜Fマリノスの勝敗予想オッズ

(4月27日10:00時点)
ここでブックメーカーのオッズをみてみよう。スポーツベットアイオーではホームのベガルタ仙台が4.9倍、ドローが4.3倍、アウェイの横浜Fマリノスが1.61倍で、リーグ戦の成績を反映している。チームの状況を踏まえると、マリノスがゴールを決める見込みは高そうだ。
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | ベガルタ仙台 @4.90倍 ドロー @4.30倍 横浜Fマリノス@1.61倍 |
予想 | 横浜Fマリノス |