6月9日は、セルティックスとウォリアーズによるNBAファイナル2021-22第3戦に注目。
ここまで、1勝1敗の両チーム。第1戦はセルティックスが持ち前の爆発力を発揮し120-108で勝利、第2戦はウォリアーズがセルティックスを封じ込め107-88で勝利しました。
どちらも持ち味を発揮したここまでの2戦ですが、状況としては敵地での2連戦をタイで折り返したセルティックスのほうが有利といえそうです。
舞台を変えることとなる今節。セルティックスとしてはこのホーム2連戦でウォリアーズを大きく突き放したいところ、ウォリアーズとしてはセルティックスの出鼻を挫くまず1勝を挙げたいところです。
果たして、2勝目を挙げるのはどちらのチームとなるのでしょうか。
以下、セルティックスvsウォリアーズの試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。
ボストン・セルティックスvsゴールデンステイト・ウォリアーズの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 6月9日10:00時開始予定 |
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会場 | TDガーデン |
オッズ | セルティックス@1.64/ウォリアーズ@2.28 |
勝利予想 | セルティックス |
ボストン・セルティックスvsゴールデンステイト・ウォリアーズの試合の見どころ
イースタン・カンファレンス2位のセルティックスとウェスタン・カンファレンス3位のウォリアーズとのNBAファイナル第3戦です。ここまでの対戦成績は1勝1敗の引き分けとなっています。
【セルティックス】オフェンスの精度を上げられるか
平均失点104.5点とレギュラーシーズンで強固なディフェンスを誇ったセルティックス。今シリーズでは、ここまで第1戦で108失点、第2戦で107失点としていますが、ウォリアーズ相手にこの失点数ならば及第点といえるでしょう。
一方のオフェンスは、少し修正が必要となりそうです。第2戦では、第1戦の得点源として活躍したマーカス・スマートとアル・ホーフォードがわずか2得点のみと沈黙。ウォリアーズにタフショットを多く打たされ、上手く流れに乗れませんでした。FG率は、ウォリアーズが45%なのに対し、セルティックスが37.5%と大きく差をつけられました。
今節では、攻撃バリエーションを増やしオフェンスの精度をもっと上げていきたいところです。
【ウォリアーズ】過去1番の完成度のエース
前節、1勝1敗のタイゲームに戻したウォリアーズ。
注目したいのは、エースのスティフィン・カリー。今までファイナルの舞台でポテンシャルを落としがちなカリーでしたが、ここまでの2戦では平均31.5得点を記録します。また、ディフェンスに難ありと評されるカリーですが、今シリーズではチーム最多の6スティールを記録。第2戦では、ハードなディフェンスでチームの勝利に貢献し、これまでのファイナルで最も完成度が高い姿を披露しています。
もちろん、まだ2戦なのでこれが継続できるかが重要です。もし、カリーが今のパフォーマンスを維持し続ければ、ウォリアーズが一気に流れに乗る可能性も十分に考えられます。
絶対的なエースがチームを再び栄冠に導けるか、アウェイでの重要な一戦に注目したいです。
ブックメーカーオッズと試合展望
ブックメーカーオッズはセルティックスが1.64、ウォリアーズが2.28とホームのセルティックスがやや有利な結果となっています。
セルティックスのプレイオフのホームゲームの成績はここまで5勝4敗、一方のウォリアーズのアウェイゲームの成績は3勝4敗となっており、相性ではややセルティックスが上になりそうです。
遂に、ホームに舞い戻るセルティックス。爆発力とハードな守備を武器に、序盤からゲームのペースを握り2勝目を挙げることに期待したいです。
*オッズはスポーツべットアイオーの6月8日10:00時点のものを掲載しています