NBA2021-22プレイオフもいよいよカンファレンス・ファイナルに突入。5月19日は、ウォリアーズとマーベリックスが西の頂点をかけた第1戦に挑みます。
3シーズンぶりのカンファレンス・ファイナルに登場するウォリアーズ。今シーズンは開幕こそ好調でしたが、中盤以降に失速し苦しいゲームが続きました。しかし、プレイオフでは安定したゲーム運びが目立ち、シーズン序盤の姿を取り戻したように感じます。
一方、2010-11シーズン以来のNBAファイナル進出を狙うマーベリックス。セミファイナルでは、レギュラーシーズンを圧倒的な力で制したサンズ相手に大番狂わせを起こしました。優勝候補を下した勢いそのままに、連勝となるか注目です。
西の頂点をかけた重要な初戦、果たして先制するのはどちらとなるのでしょうか。
以下、ウォリアーズvsマーベリックスの試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。
ゴールデンステイト・ウォリアーズvsダラス・マーベリックスの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 5月19日10:00時開始予定 |
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会場 | チェイス・センター |
オッズ | ウォリアーズ@1.46/マーベリックス@2.75 |
勝利予想 | ウォリアーズ |
ゴールデンステイト・ウォリアーズvsダラス・マーベリックスの試合の見どころ
ウェスタン・カンファレンス3位のウォリアーズと4位のマーベリックスとのカンファレンス・ファイナル第1戦です。レギュラーシーズンの対戦成績は、3勝1敗でマーベリックスが勝ち越しています。
遂に完成したウォリアーズ
不調や怪我などの影響を大きく受けた今シーズンのウォリアーズ。ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンのビッグ3がコート上に揃わず、レギュラーシーズンでは苦しいゲームが続きました。しかし、その分だけ全体のチーム力はシーズンを通して大きく向上しました。
ビッグ3が揃い踏みとなった前節のグリズリーズ戦では、カリーが29得点、トンプソンが30得点、グリーンが14得点15リバウンドを記録。またその他に、アンドリュー・ウィギンズが18得点11リバウンド、ケボン・ルーニーが22リバウンドを達成し、チームの完成度の高さを見せつける結果となりました。
遂に「チーム」が完成したウォリアーズ。今節も、そのチーム力で初戦を制することができるか注目です。
未だ成長過程にあるマーベリックス
レギュラーシーズンで成長を遂げたのがウォリアーズだとすると、プレイオフで大きく成長を遂げたのがこのマーベリックスといえるでしょう。ファーストラウンドのジャズ戦では、第1戦から第3戦まで絶対的エースのルカ・ドンチッチを欠き、厳しい戦況が予想されました。しかし、結果は2勝1敗で見事勝ち越しに成功します。
また、セミ・ファイナルのサンズとの最終戦では、ドンチッチが35得点10リバウンド、ジェイレン・ブランソンが24得点、スペンサー・ディンウィディーが30得点と躍動。他選手がドンチッチを助けることで、結果的にドンチッチがさらに躍動するシナジーを持つチームへと成長を遂げました。
未だ成長過程にあるマーベリックス。ここからどのように進化していけるかが、今回のシリーズを制する大きなポイントとなりそうです。
ブックメーカーオッズと勝敗予想
ブックメーカーオッズはウォリアーズが1.46、マーベリックスが2.75とホームのウォリアーズが有利にしています。
両チームのレギュラーシーズンの直接対決では、マーベリックスに軍配が上がっています。しかし、当時と現在のウォリアーズは全くの別ものと考えられ、第1戦では役者が揃うウォリアーズが有利となりそうです。マーベリックスとしては、短時間でチーム力を高めシーズン後半での巻き返しを狙いたいところです。
*オッズはスポーツべットアイオーの5月18日15:30時点のものを掲載しています