突破なるか？76ersvsウィザーズのブックメーカーオッズと勝敗考察【6月3日3試合】

6月3日は、シリーズ突破に大手をかけた3チームが登場します。

2日のゲームでは、ネッツが見事ファースト・ラウンドを突破。他の上位シード陣も早く突破を決めたいところです。

視聴する側としては最後までもつれたゲームを見たいものですが、一体どういった結果になるのでしょうか？

今回は、セブンティシクサーズvsウィザーズ、ニックスvsホークス、ジャズvsグリズリーズの3試合に注目していきたいと思います。

以下、各試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。

フィラデルフィア・セブンティシクサーズvsワシントン・ウィザーズの試合情報と勝敗予想オッズ

セブンティシクサーズとウィザーズの第5戦目です。ここまでのプレイオフ対戦成績は、3勝1敗でセブンティシクサーズが勝ち越しています。

プレイオフ3戦目まで圧倒的な強さを見せたセブンティシクサーズ。ところが、4戦目でエンビートが負傷交代すると、ウィザーズに競り負け少し不穏な空気が漂います。しかし、まだまだ有利な状況にあることには変わりありません。得意とするホームゲームでいつも通りのプレイをこころがけたいです。

一方、4戦目を制し勢いに乗るウィザーズ。ビールとウェストブルックがディフェンスをひきつけ、八村が得点を稼ぐ形が上手くいきました。八村は、この試合で20得点13リバウンドのダブルダブルを達成。5戦目でも躍動して、今大会のダークホースとなることができるのか期待したいです。

ニックスとホークスの第5戦目です。ここまでのプレイオフ対戦成績は、3勝1敗でホークスが勝ち越しています。

負けが許されない状況に追い込まれたニックス。しかし、4戦目ではランドルが23得点10リバウンド、バレットが21得点とスタッツ的には互角の勝負を見せます。ポイントはやはりPG対決。ヤングの封じ込めに成功しなければ今回も厳しいゲームになりそうです。

一方、ファーストラウンド突破に王手をかけたホークス。4試合目では、ヤング、コリンズ、ガリナーリが20得点以上を記録し上手くボールを散らせている印象です。5年ぶりのカンファレンス・セミファイナルに向けて少しでも早く勝負を決めたいところでしょうか。

ジャズとグリズリーズの第5戦目です。ここまでのプレイオフ対戦成績は、3勝1敗でジャズが勝ち越しています。

ネッツに続くシリーズ突破を狙うジャズ。ここまでエースのミッチェルが平均28点、司令塔のコンリーは平均10.２アシストとチームの調子も徐々に上がりつつあるように感じます。昨年、3勝1敗から逆転のファースト・ラウンド敗退となったジャズだけに、油断も無く勝負に集中するでしょう。

一方、追い詰められたグリズリーズは外からのシュートをなんとかしたいです。グリズリーズがここまで決めた3PTは38本、対してジャズは67本と大きく差がついています。外からの失点を防ぎもう少しローペースなゲーム展開に盛り込めれば、グリズリーズにも勝機があります。

*オッズはスポーツベットアイオーの6月2日18:00時点のものを掲載しています