NBAプレーオフもカンファレンス準決勝に突入です。
6月8日は、両カンファレンスの第2第3シードの4チームが登場します。
特に注目なのが、ファースト・ラウンドで圧倒的攻撃力をみせたネッツと鉄壁の守備をみせたバックスとの一戦です。
今シリーズでも、ベストマッチと呼び声高い屈指の好カードとなっています。
今回は、ネッツvsバックス、サンズvsナゲッツの2試合のマッチ考察をしていきたいと思います。
以下、各試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。
ブルックリン・ネッツvsミルウォーキー・バックスの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 6月8日08:30時開始予定(日本時間) |
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会場 | バークレイズ・センター |
オッズ | ネッツ@1.86/バックス@2.00 |
勝者予想 | バックス |
ブルックリン・ネッツvsミルウォーキー・バックスの試合の見どころ
ネッツとバックスのプレイオフ第2戦目です。前回の対戦は、115-107でネッツが勝利しました。
今回のマッチは、バックスに有利なゲームになると予想します。
ホームゲームとなるネッツ。第1戦では、BIG3の一角であるジェームス・ハーデンがわずか40秒で負傷離脱。第2戦の欠場は決定しており、その後の復帰も不明です。
そんな第1戦でしたが、ジョー・ハリスがとブレイク・グリフィンが活躍。2人で18本中9本の3ポイントを沈め外からの得点差で逃げ切りに成功しました。しかし、この数字は出来過ぎ感が否めず同じようなプレーができるのかというと疑問が残ります。
一方、追う形となったバックス。ファースト・ラウンドでは鉄壁を誇りましたが、アデクンボやミドルトンなど得点能力が高い選手が揃っています。ネッツの守備から得点を重ねることは、それほど難しくないと予想できます。
また、ゴール下の強さはバックスが優勢といえそうです。敗戦こそしましたが、第1戦ではネッツの47リバウンドに対して58リバウンド。外からの得点に気を付けていつも通りのプレイができれば、バックスが勝利する可能性は高そうです。
フェニックス・サンズvsデンバー・ナゲッツの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 6月3日11:00時開始予定(日本時間) |
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会場 | トーキング・スティック・リゾート・アリーナ |
オッズ | サンズ@1.51/ナゲッツ@2.65 |
勝者予想 | サンズ |
フェニックス・サンズvsデンバー・ナゲッツの試合の見どころ
サンズとネッツのプレーオフ第1戦目です。レギュラーシーズンの両チームの対戦成績は、2勝1敗でナゲッツが勝ち越しています。
今回のマッチは、サンズが勝利すると予想します。
ファースト・ラウンドで前回王者であるレイカーズを下したサンズ。チーム躍進の大きな原動力となっているのが、エースのデビン・ブッカーと司令塔のポールのコンビです。ファースト・ラウンド第6戦では、ブッカーが47得点、ポールが12アシストを記録しセミ・ファイナル進出へと大きく貢献しました。
ナゲッツとしては、どうにかしてブッカーとポールを分断したいところ。しかし、ディフェンスにつくカンパッソやリバースでは経験が足りず、少し荷が重いように感じます。
一方、レギュラーシーズンではサンズに勝ち越しているナゲッツ。しかし、直接対決した時期は1月で、あの頃とはチームの顔ぶれが大きく変化していて参考にはならないでしょう。特に、ヨキッチと並んで得点源となっていたマレーの離脱は今回のマッチに大きく影響しそうです。
また、サンズはCのエイトンを筆頭に守備力はレギュラー・シーズンで6位。ヨキッチの躍動に期待したいナゲッツですが、彼にとってもタフなゲームとなりそうです。
*オッズはスポーツベットアイオーの6月7日15:30時点のものを掲載しています