プレイイン・トーナメントがいよいよ開幕。
5月19日は、イースタン・カンファレンスの4チームが登場します。
一度の負けも許されないホーネッツとペイサーズ、少しでも早くプレイオフへと駒を進めたいセルティックスとウィザーズ。どちらも目が離せない一戦となっています。
今回は、ペイサーズvsホーネッツ、セルティックスvsウィザーズの2試合を考察していきたいと思います。
以下、各試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。
インディアナ・ペイサーズvsシャーロット・ホーネッツの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 5月19日07:30時開始予定(日本時間) |
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会場 | バンカーズ・ライフ・フィールドハウス |
オッズ | ペイサーズ@1.70 /ホーネッツ@2.22 |
勝者予想 | ペイサーズ |
インディアナ・ペイサーズvsシャーロット・ホーネッツの試合の見どころ
イースタン9位のペイサーズと10位のホーネッツの対戦です。
レギュラー・シーズンの両チームの対戦は、2勝1敗でホーネッツが勝ち越しています。このマッチでは、2人の司令塔が勝敗の鍵を握りそうです。
去年から大きくシステムを変えて挑んだ今シーズンのペイサーズでしたが、シーズン中盤までこれが上手く機能しませんでした。しかし、後半に入るとサボニスがインサイドでボールを回せるようになります。すると、6.7だった平均アシスト数が10.6に向上。結果的に二桁得点者が増え、自身もトリプルダブル3回、ダブルダブル7回で5月を終えます。
シーズン後半に見せたプレーができればプレイ・イントーナメント勝ち抜きも十分に期待できます。
一方、5連敗でシーズンを終え8位から10位に転落した窮地のホーネッツ。特に心配なのが、新人王候補のラメロ・ボール。怪我や疲れの影響か、5月のFG率が38%しかありません。特に、直近2試合では36本打ったシュートの内、11本しか沈めることができませんでした。
プレイイントーナメントを勝ち抜くためには、ボールの復調は必須ですが果たして踏ん張ることができるのでしょうか。
ボストン・セルティックスvsワシントン・ウィザーズの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 5月19日10:00時開始予定(日本時間) |
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会場 | TDガーデン |
オッズ | セルティックス@1.76/ウィザーズ@2.12 |
勝者予想 | ウィザーズ |
ボストン・セルティックスvsワシントン・ウィザーズの試合の見どころ
イースタン7位のセルティックスと8位のウィザーズの対戦です。
レギュラーシーズンの両チームの対戦は、2勝1敗でセルティックスが勝ち越しています。ホームゲームアドバンテージとレギュラー・シーズンの結果を考えると、セルティックス有利に見えますが、チーム状況的にはウィザーズの方が良さそうです。
セルティックスは、ディフェンスの崩壊が原因でシーズン後半に失速。5月には主力のジェイレン・ブラウンの離脱もあり平均失点116点の3勝6敗でシーズンを終えました。なんとかディフェンスを立て直したいところですが、ビールとウェストブルック擁するウィザーズ相手では難しそうです。
ハイペースな点の取り合いになれば、ウィザーズに分があるように感じます。
一方のウィザーズは、最終戦に勝利しイースタン8位の座を勝ち取り勢いに乗ります。しかし、シーズン平均失点が118.5とこちらもディフェンスに難があります。去年の課題だったリバウンド力は改善されたものの、今シーズンはスピードで負けることが多く守備力の向上とはなりませんでした。
セルティックスには、ウォーカーやテイタムなど爆発力が高い選手が多いです。彼らを乗せずに抑えることができるかは、勝負の大きな分かれ目となりそうです。
*オッズはスポーツベットアイオーの5月18日18:00時点のものを掲載しています