6月12日は、NBAプレイオフ準決勝3戦目です。
圧倒的なチーム力で2連勝を挙げたサンズ。まさかのホームゲーム初戦を落とし、1勝1敗でアウェイへと挑むセブンティシクサーズ。
どのチームにとっても「次の一勝」が、大きなポイントとなりそうです。
今回は、ナゲッツvsサンズ、ホークスvsセブンティシクサーズの2試合のマッチ考察をしていきたいと思います。
以下、各試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。
デンバー・ナゲッツvsフェニックス・サンズの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 6月12日11:00時開始予定(日本時間) |
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会場 | ペプシ・センター |
オッズ | ナゲッツ@1.81/サンズ@2.05 |
勝者予想 | サンズ |
デンバー・ナゲッツvsフェニックス・サンズの試合の見どころ
ナゲッツとサンズの3戦目です。ここまでの両チームの対戦は、2勝0敗でサンズが勝ち越しています。
ここまで2連敗のナゲッツ。ホームゲームでなんとかサンズの勢いを止めたいところです。
ポイントとなりそうなのが、ヨキッチ以外からの得点パターンです。ファースト・ラウンドでは平均31.4得点を記録したヨキッチ。しかし、サンズとの2試合では平均23得点とエイトンの守備に苦しめられます。ポーターJr.やゴードンなどがもう一つの攻撃の軸となり、ヨキッチの負担を軽減することが求められます。総合力では劣るナゲッツ。なんとか、局地的な突破方法を見つけたいです。
一方、2試合連続の120点超えの勝利を収めたサンズ。これまでと同じゲームプランで、決勝に大手をかけたいところです。
サンズ大勝の最も大きな理由は、やはりブッカー、ポールに対するリバース、カンパッソのミスマッチ。主力がかけたナゲッツのウィークポイントを上手く攻め、2試合連続でスターター5人の二桁得点を達成しました。また、エイトンを軸にしたディフェンス面も非常に機能しました。2試合での平均失点は101.5点。攻守、どちらでもナゲッツを圧倒し10年振りのカンファレンス・ファイナルに近づきたいところです。
アトランタ・ホークスvsフィラデルフィア・セブンティシクサーズの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 6月12日08:30時開始予定(日本時間) |
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会場 | ステイトファーム・アリーナ |
オッズ | ホークス@2.02/セブンティシクサーズ@1.83 |
勝者予想 | ホークス |
アトランタ・ホークスvsフィラデルフィア・セブンティシクサーズの試合の見どころ
ホークスとセブンティシクサーズの3戦目です。ここまでの両チームの対戦は、1勝1敗の五分となっています。
敵地を1勝1敗で折り返したホークス。ホームゲーム初戦を制して勢いをつけたいところです。
注目したいのは、エースのトレイ・ヤング。セブンティシクサーズとの2試合では、平均28得点10.5アシストとダブルダブルを達成。特に、1戦目ではボクダノビッチと合わせ9本の3ポイントを沈め、チームを勝利へと導きました。3ポイントを大きな武器にしているホークスとセブンティシクサーズ。外からの得点を制したチームが、ゲームを有利に進めていく展開となりそうです。
一方、前回のゲームを118-102で勝利したセブンティシクサーズ。しかし、点差ほどの余裕は無さそうです。
1戦目では、エースのエンビードが39得点を挙げながらの惜敗。2戦目では最終的に差をつけましたが、第3クォーターではゲームを一度ひっくり返されました。ポイントとなりそうなのが、SGのシェイク・ミルトン。2試合目第3クォーターから出場すると、14分で4本の3ポイントを沈めセブンティシクサーズに流れを引き寄せました。3戦目では、ミルトンがどこで投入されるのか注目です。
*オッズはスポーツベットアイオーの6月11日17:00時点のものを掲載しています