5月21日は、プレイオフ最後の椅子をかけウィザーズとペイサーズが激突します。
レギュラー・シーズンを良い形で終えたウィザーズ。しかし、セルティックス戦ではエースのビールが上手く得点を挙げられず、いやな形での最終戦を迎えます。
一方、レギュラー・シーズンを苦しんだペイサーズ。しかし、5月後半からチームが一体となり躍動します。ホーネッツ戦に勝利し最高の形で敵陣へと乗り込みます。
どちらにとっても負けられない一戦。勝利の女神はどちらへ微笑むのでしょうか。
以下、ウィザーズvsペイサーズの試合の見どころやブックメーカーの勝敗予想オッズとなります。
ワシントン・ウィザーズvsインディアナ・ペイサーズの試合情報と勝敗予想オッズ
日時 | 5月21日09:00時開始予定(日本時間) |
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会場 | キャピタル・ワン・アリーナ |
オッズ | ウィザーズ@1.68/ペイサーズ@2.25 |
勝者予想 | ペイサーズ |
ワシントン・ウィザーズvsインディアナ・ペイサーズの試合の見どころ
イースタン8位のウィザーズと9位のペイサーズの対戦です。
レギュラー・シーズンでは、133-132、154-141、132-124でウィザーズが全勝。ウィザーズに有利そうなマッチですが、ペイサーズの状態も非常に良いです。
そんな今回の対戦カードですが、リバウンドが大きな鍵を握りそうです。
過去の3戦では、ペイサーズが131に対してウィザーズは159と大きく差が出ました。特にDRは、ペイサーズ102に対してウィザーズは123と、守備で差が大きく出た印象です。
ウィザーズのリバウンド力を担ったのが、ウェストブルック。ペイサーズ戦では、合計54リバウンドとシーズン・スタッツを超える活躍を見せます。さらにウェストブルックは、ペイサーズ戦3試合でトリプル・ダブルを達成。ペイサーズからすると最も警戒する要注意人物で、マークも一段と厳しくなると考えられます。
そこで、サポート役として八村塁に期待が寄せられます。
ディフェンス面の成長が、大きく評価された今シーズンの八村選手。ゴール下などでウェストブルックの負担を軽減できるかは、このマッチの大きなポイントとなりそうです。前回のセルティックス戦では、ファウルトラブルでわずか16分で交代となってしまいましたが、切り換えて八村選手らしいパワフルなプレイを見せて欲しいですね!
一方のペイサーズは、前回のホーネッツ戦を144得点の快勝で下します。
注目すべきは、その得点パターンの多さです。サボニスとブログドンが中と外からパスを供給し、全員で点を取り二桁得点者が8人。サボニスもあと1アシストでトリプル・ダブルという活躍でした。
その中でも、特に光っていたのが3PTでの得点力の高さです。
ウィザーズが前回のセルティックス戦で放った3PTは21本で、そのうち決まったのはわずか3本。対してペイサーズは、ホーネッツ戦で35本の3PTを放ち16本のシュートを沈めました。ホーネッツ戦のように3PTで得点できれば、ペイサーズとしてはかなり有利にゲームを進められそうです。
しかし、上述した通りリバウンド力ではウィザーズが勝ります。3PTシュートは諸刃の剣ともなりそうで、ペイサーズ陣営の采配にも注目したいところです。
*オッズはスポーツベットアイオーの5月20日15:00時点のものを掲載しています