秋の牝馬最強決定戦！エリザベス女王杯2021の注目馬とブックメーカーオッズ

10月14日（日）はクイーンエリザベス杯2021（Queen Elizabeth Cup2021）が阪神競馬場にて、午後15時40分から行われます。（GⅠ・芝2200㍍・11R）

このレースでは、秋華賞を制したアカイトリノムスメやオールカマーを制したウインマリリン、大阪杯制覇のレイパパレなどに注目します！

エリザベス杯2021のレース概要

阪神競馬場で開催されているエリザベス杯2021は、秋の最強牝馬決定戦とも呼ばれる重要なレースです。3歳世代の若い馬と中距離で実績を残した古馬牝馬が対決します。

これまで舞台となっていた京都2200mコースは、スタートからコーナまでとラストの直線に400mの距離、4コーナーにかけては下りがあるなど特殊な形態のコースです。過去の結果ではリピーターが好走しています。しかし、今年は阪神競馬場2200mコースに変更となるため、これまでの傾向通りとはいかないかもしれません。阪神競馬場で結果を残している馬にも注目です。

エリザベス杯2021の出走馬

レイパパレ（牝4）C.ルメール
クラヴェル（牝4）横山典弘
アカイトリノムスメ（牝3）戸崎圭太
イズジョーノキセキ（牝4）和田竜二
ステラリア（牝3）松山弘平
ランブリングアレー（牝5）吉田隼人
シャムロックヒル（牝4）団野大成
テルツェット（牝4）M.デムーロ
ウインマリリン（牝4）横山武史
ムジカ（牝4）秋山真一
ソフトフルート（牝4）岩田望来
デゼル（牝4）武豊
リュヌルージュ（牝6）富田暁
ロザムール（牝5）池添謙一
ウインキートス（牝4）丹内祐次
アカイイト（牝4）幸英明
コトブキテティス（牝4）柴田善臣

エリザベス杯2021の注目馬

では、今回のレースの注目馬をご紹介しましょう！

アカイトリノムスメ

優駿牝馬で2着、秋華賞を制したアカイトリノムスメ。前走の秋華賞は448キロ。今回のレースに合わせて体を作り、現在は456キロに増やしています。

国枝調教師も「順調だね。落ち着いていて何の問題もない。」と期待を語りました。母はエリザベス女王杯に3・4歳で挑戦するも2年連続3着。母のリベンジのためにもこのレースを制覇します。

ウインマリリン

前走の産経賞オールカマー（G2）を制したウインマリリン。4歳になった今年は日経賞、オールカマーと2勝をマークしています。昨年のエリザベス杯では4着と馬券に絡むことができませんでしたが、大差もない好走を見せていました。

しかし、前走後に肘腫が再発したということもあり、今回は様子を見ながらの調整をしていたよう。攻めて結果を残した前走のような走りができるのかに注目が集まります。

レイパパレ

デビューから5連勝で挑んだ大阪杯。コントレイルやグランアレグリアなどの強豪を下し見事、G1初勝利で制覇を決めたレイパパレ。現役馬の中でも持っているポテンシャルが高く、今後も期待されている馬です。

前走のオールカマーではゴール前のひと伸びができず4着と結果を残すことができませんでした。苦手距離の2200mでリベンジを果たすことができるのでしょうか。

ウインキートス

前走オールカマーでは2着、目黒記念では優勝したウインキートス。父ゴールドシップ譲りのスタミナが武器で2000m以上の長距離を得意としています。

今年は3勝クラスで勝ってから、2度目の2度目の重賞挑戦で見事に初制覇を果たしました。初のG1挑戦では実力のある馬が集結していますが、持っている力を出し切り好走してくれることを期待しています！

エリザベス杯2021のブックメーカーオッズ

阪神競馬場で開催されるクイーンエリザベス杯は、秋の最強牝馬を決める注目のレースです。3歳の若い馬と実績のある古馬が揃っており、荒れるレースとも言われていますが、過去10年では1番人気が2勝、2着3回、3着2回と比較的安定した結果を残しています。

このレースでは、秋華賞を制したアカイトリノムスメが1番人気で2.75倍、オールカマーを制したウインマリリンと大阪杯制覇のレイパパレが2番人気で3.00倍となっています。