1月最終週は、スイス・スーパーリーグ6位のグラスホッパーと7位のFCシオンがトゥール・ビリオンで激突する。グラスホッパーには川辺駿が所属しており、活躍が期待される。
FCシオンvsグラスホッパーの試合情報
概要 | スイス・スーパーリーグ21/22第19節 |
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試合 | FCシオンvsグラスホッパー |
会場 | スタッド・ドゥ・トゥールビリオン |
日時 | 1月31日(月)00:30 (日本時間) |
FCシオンのチーム状況
この試合が2022年最初のリーグ戦。ホームで迎えるシオンは今季18試合で6勝3分9敗の7位。一つ上のグラスホッパーとは勝ち点2差で勝てば順位が入れ替わる。ただ、1月の親善試合では2連敗しており、無得点8失点と攻守共に不安が残る。
直近3試合の結果
FCシオン 2 - 0 ローザンヌ (12/20)
FCシオン 0 - 2 セルヴェット (1/15)
ヤングボーイズ 6 - 0 FCシオン (1/19)
グラスホッパーのチーム状況
一方のグラスホッパーは現在18試合で5勝8分5敗の6位。リーグ戦は3戦無敗、昨年末の2試合はドロー。しかし、年が明けてからの親善試合3ゲームは2分1敗で勝星がなく、実質直近5試合は4分1敗という状況だ。
直近3試合の結果
FCヴィル1900 2 - 2 グラスホッパー (1/11)
ヤングボーイズ 5 - 2 グラスホッパー (1/15)
グラスホッパー 1 - 1 FCヴィンタートゥール (1/21)
FCシオンvsグラスホッパーの直近5試合の対戦戦績
FCシオン 2勝
グラスホッパー 2勝
1分
ブックメーカーのFCシオンvsグラスホッパーの勝敗予想オッズ
ブックメーカー | スポーツベットアイオー |
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勝敗予想オッズ | FCシオン@2.54倍 ドロー@3.40倍 グラスホッパー@2.48倍 (1月27日8:00時点) |
予想 | グラスホッパー |
ブックメーカーの勝敗予想オッズは、ホームのFCシオンが2.54倍、ドローは3.40倍、アウェイのグラスホッパーは2.48倍で、ほぼ拮抗している。
FCシオンvsグラスホッパーの展開考察
ここまでの両チームの戦い方を見ていこう。まずはホームのシオンだが、ホームでの勝率は9試合中4勝しており、約40%の確率で勝利している。直近のホーム戦では2連勝している。シオンの布陣は4-3-3や3-4-1-2で、注目選手はウィングのケビン・ブアだ。ブアは昨年7月にスペインのレガネスから移籍してきた選手だ。今季は12試合に出場し、1ゴール3アシストと結果を出している。また、チーム最多5ゴールを決めているCFのニコラ・ストイリコビッチの得点も期待される。
対するグラスホッパーのアウェイ戦は5試合中2勝で勝率は20%にとどまる。アウェイでの勝利は前半にゴールした試合で、この試合でも積極的に先制点を狙っていくと予想される。直近のリーグ戦は4-1-2-1-2や3-4-1-2の布陣を用い、日本代表の川辺駿がトップ下に入るケースが多く、攻撃の起点にもなっている。
両チームともに1試合平均失点が1を超えており、互いにゴールを奪われる展開、そしてドローの可能性も十分に考えられる。一方の攻撃面はグラスホッパーの方が強度が高いため、アウェイチームがやや優勢で進むのではないだろうか。